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「女性ゴルファーが増えたと思うか?」2017年ゴルフ市場を大胆予想!

 

女性ゴルファーが増えたと思うか?という質問を毎年とっている。

 

調査の目的は、女性達が感じているゴルフのイメージの変化を知るためだ。

 

グラフを見ると、この5年間で「増えている」と感じている人の割合は減少傾向にあることが分かる。

 

ゴルフ女子ブームの波は終わってしまうのだろうか?女性が持つゴルフへのイメージの変化から、2017年のゴルフ市場の変化を予測します。

 

 

「女性ゴルファーが増えたと思うか?」イメージから見る主観の変化

 

例えば、「恵比寿駅にパンケーキ屋が増えた」という言葉から、どんなイメージを受けるだろうか? 

 

盛り上がり感や注目されて人が集まるイメージではないか。

TVなどのメディア露出やSNSなどのソーシャルにUPする人が増え、オフィスで話題になったり、そこにいかないと乗り遅れている感じすらする。

 

では逆に「恵比寿駅にパンケーキ屋が減った」がイメージさせるものはどうだろう?

トレンドのピークをすぎ、パンケーキを食べたことをSNSにUPしたり、女子会で報告したりはしなくなる。新しくパンケーキに興味をもつ女性が減ってしまい、供給過多となったお店が減りはじめるだろう。

 

これをゴルフに置き換えると、「増えている」と感じている間は、ゴルフがその女性にとって、人に言いたくなるトレンド感あるものと映っていることが連想できる。

 

下降トレンドになると、イメージや、話題にあがること・興味をもつ人も減ってしまう。ならば是非「増えている」と感じる人々を増やしたいものだ。

 

ここで着目したいのは、この増えた減ったの感覚が直感的かつ主観的であることだ。自分に近い交友関係の中で感じる変化や地域のゴルフ場で見かけた女性など、自分の周囲の変化から影響を受けていることが多いのだ。

 

 

2017年のゴルフ市場を大胆予測!女性だからこそ、市場拡大への可能性

 

こう考えると、日本全国を網羅するトレンド変化を狙うのは難しいが「局地的」な対策はできる可能性がある。

 

例えば、可処分所得が高い女性がいる業界に対して集中してPRするような施策が考えられる。

 

また、コンビニが地域を絞って集中出店をすることで市場占有率を上げること(ドミナント戦略)を狙うように、エリアに着目する方法も応用できるかもしれない。

 

ある母集団の中で女性ゴルファーが増え、上昇トレンドになると、「ゴルフ旅行に行ってきたよ」「あの子も始めたから、あなたもやろうよ!」などと、おせっかいに引き込んでくれる女性の口コミパワーが発揮されやすくなるだろう。

 

女性の口コミパワーでまだまだ、ゴルフ女子市場は拡大できるのか?今後も動向に注目が集まる。

 

 

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