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2018年11月05日 GOLF LIFE 初心者

ナイスオン!と思ったらサブグリーン、さてどうする?

 

慎重に打ったアプローチショットが、目がけているグリーンではなく、サブグリーンに乗ってしまうことも、ラウンド中にはよくありますよね。少し違っていればチャンスだったのにと悔しがる気持ちも分かりますが、まずは、サブグリーンに乗ってしまったときの処置をしなければなりません。サブグリーンはそのまま打って良いのでしょうか?どうするのか調べてみました。

 

 

使用していないサブグリーンはプレー禁止

まず絶対に覚えておくべきことは、「サブグリーンの上ではプレーしてはいけない」ということです。最近はワングリーンといって、サブグリーンが無いゴルフ場も増えていますが、昔からのゴルフ場はサブグリーンを含めたツーグリーンにしている所も多いです。

 

以前、日本では、1年中状態の良い芝を保つことが出来ませんでした。そのため、春夏用の芝と秋冬用の芝を使って、2つのグリーンを用意し、1つを使用しているときは1つを休ませるというように、管理していたようです。

 

そんな意味合いで作られたサブグリーンですから、カラーを含め、プレーを禁止しているゴルフ場がほとんどです。「close」の札を立てているゴルフ場もあります。

 

ボールがサブグリーンに乗ってしまったときは、ルールにのっとった処置を行い、プレーを続行するようにしましょう。

 

 

 

ボールを打てるニアレスポイントを探そう

サブグリーンに乗ってしまったボールを、そのままピックアップして、外に出せば良いというわけではありません。サブグリーンに乗ったときの処置はきちんと決められています。その処置は、無罰での救済となります。

 

グリーンの外にドロップをしてプレーを再開するのですが、このドロップの場所を探すのに、「ニアレスポイント」を探す必要があります。

 

この「ニアレスポイント」は、ピンを中心にして円弧を書き、ボールの位置からもっとも近い、グリーンの外側になります。

 

ニアレスポイントを探したら、その場所にマークをし、ボールを拾い上げます。ニアレスポイントが決まる前にボールを拾い上げる場合は、必ずマークをするようにしましょう。マークをしないで拾い上げると、1打罰がつくので、気を付けてください。

 

同伴競技者にニアレスポイントが正しいかどうかを確認してもらい、大丈夫でしたら、ピンに近づかない地点の1クラブレングスにマークをし、ドロップしたいエリアの1クラブレングスに、更にマークをします。これでドロップする位置が決まりました。

 

 

正しくドロップして本来のグリーンを目指す

ドロップの位置が決まったら、ニアレスポイントと、1クラブレングスのマークの中にドロップをします。そして、本来のグリーンへアプローチするようにしてください。

 

2019年1月から、大幅なルール変更が決まったことは、何かの折に目にしているかもしれません。

 

その中にはドロップに関するルールもあり、現状、肩の位置からドロップをしなければいけないものが、プレースしなければ、地面ギリギリの位置からドロップが出来るなど、自由なやり方が認められます。

 

私はドロップが下手で、わざわざ芝の深いところに落してしまったり、傾斜に落してピンに近づいてしまってまたやり直しをしたりと、ボールから手を離す瞬間にドキドキしていましたので、だいぶ安心するライから打てるようになるのかなと思っています。

 

とはいえ、変更は2019年1月からですので、現在は現行の、肩の位置からのドロップをするようにしてくださいね。

 

 

 

まとめ

以前からのゴルフ場に良くあるサブグリーン。ここにボールが乗ってしまった場合は、そこが例えカラーだとしても、そのままプレーをするのは禁止です。ニアレスポイントを決定し、そこからのドロップ地点へボールをドロップし、プレーを再開するようにしてくださいね。

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