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2019年12月23日 GOLF LIFE 初心者

スコアが一向に縮まらないゴルファーはコースで動画撮影を

 

ゴルファーにとってベストスコアを縮めることは目標であると同時に楽しみだったりします。特に初心者のうちはスコアが縮まりやすいため、コースに出るたびに上達した感が得られるのではないでしょうか?一方、縮まるどころかどんどん悪くなっていくという人もいるはず。今回は伸び悩みゴルファーに効き目抜群の動画撮影についてまとめてみました。

 

 

練習場とは動きや打ち方がきっと違うはず

練習場では絶好調なのにコースに出るとなぜか上手く打てないという人は多いと思います。場所も状況も違うので当然といえば当然なのですが、当の本人は「同じ人間が同じように打っているのに」と頭を抱えていることでしょう。

 

人間は変わらないとして、果たして本当に同じように打っているのでしょうか?

 

おそらく違う動き、違う打ち方をしているはずです。そして自分でもそのことに気づいており、どうにもならないままプレーを続けてしまっているのです。偶然、練習仲間と一緒にラウンドしていれば途中でアドバイスしてもらえそうですが、自分のことは自分で解決するのがゴルフの基本。そもそもコース上で打ち方について助言するのは、友人同士であってもしにくいものです。

 

そこで役に立つのがスマートフォンのカメラ。数ホールを消化して、プレー進行が落ち着いたところで同伴者に動画撮影を頼んでみましょう。普通に撮ると動きが早くてわかりにくいのでスローモードにします。

 

撮影した動画はその場で確認せず、お昼休憩のとき、もしくは帰宅してからのチェックがおすすめです。仮に違いがわかったとしても、すぐに修正できるものではありません。次のラウンドに備えることが撮影の目的になります。

 

 

 

素振りと本番のスイングが別モノなのかも

練習場との違い以外で疑うとすれば、素振りとの違いです。ほかの人の様子を観察しているとわかると思いますが、ミスの多いゴルファーほど素振りと本番でスイングのズレが大きくなりがちです。

 

素振りの方が自然かつ美しいスイングになっていることは言うまでもありません。理想に近い動きをしているからです。一方、本番はというと明らかに力が入っていて、腕だけで振っているような印象を受けます。ボールの有無によって意識が変わり、思い描いているものとはまったく別の動きになってしまうのです。

 

この場合の問題はミスショットかナイスショットかの結果で成否を判断してしまうことです。理屈がわからないままプレーを続けていても根本的な解決には至りません。少し長回ししてもらい、素振りから打つまでの動画が残せれば、ダメなときの理由を視覚的にとらえることができます。

 

 

本来の姿から目を背けないことが上達のコツ

百聞は一見に如かずという言葉のとおり、ゴルフは人の意見を聞くだけでなく、自分の目で確認することも大切です。

 

普段の生活でも誰かに顔色が悪いと言われたら、気になって鏡を見たりしますよね。それでなにかが解決するわけではありませんが、状況を正しく理解して、仕事を休むとか病院に行くとかの具体的な行動につなげることはできます。

 

ダメなときに現実から目を背けようとするのは普通のことで、ほとんどの人が「なんとかなるだろう」と高を括りがちです。もちろん放置していてはなんともならず、現状維持以下のまま時間が過ぎていくのみ。早期解決を望むのであれば、やはり現実を直視して、どうすれば打開できるか原因を探るべきでしょう。

 

 

 

まとめ

コースで撮影した動画は現実を映す鏡のようなものです。またゴルフは理想と現実のギャップを埋めていくことで上達します。目で見て違いを理解しながら、少しずつ理想のスイングに近づけていきましょう。

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