ゴルフがやりたくなるWEBマガジン

キャリアアップや収入アップ、あるいは今の職場に不満があるなど転職を考えている人は多いと思います。いい転職を実現させるためには経験や能力が欠かせませんが、ほかにも武器になるものはあります。そのひとつがゴルフ。今回はゴルフが転職に有利に働く理由についてまとめてみました。

ゴルファーという個性は興味の対象になりやすい

個性は誰にでもあるものです。たとえば年齢や出身地なんかも個性であり、初対面であれば話のきっかけになったりします。逆に素性がまったくわからない人と話さなければいけないときは天気の話題から入ったりしますよね。ただ「いい天気ですね」からスタートした会話ほど長続きしないものはないかもしれません。

ビジネスパーソンであれば職業が一番の個性です。「お仕事はなにを？」のひとことからはじまり、会話が盛り上がることはよくある話。同業者でも違う仕事をしていても、ビジネスというくくりから外れることがないため、他人同士がいろいろ共感できるわけです。

そして仕事の次にくるのが趣味ですよね。ところが趣味の話題は案外難しく、思った以上に入り口が多くマニアックになりやすいのです。趣味が映画鑑賞だとしてもジャンルで分かれ、年代で分かれ、作品で分かれと好きな人ほど専門性が高くなってしまいます。「なんか合わないな」と思ったら最後、ひたすら相槌を打ち続けるしかありません。

同じ趣味でもスポーツは少し違います。スポーツが好きというだけで好印象を与えやすく、スポーツは人と人との距離を縮める役割を果たしてくれます。野球、サッカー、テニスなどいろいろありますが、話が広がりやすいのがいつでも誰でもどこでも楽しめるゴルフ。ゴルファーという個性があれば平場で話題に困らず、人として興味を持たれやすいのです。

コミュニケーション能力の高さは及第点を突破

新卒で就職活動をしていたときに困るのがプロフィールです。自分がどういう人物なのかを説明するのは意外と難しく、特に年齢が若いほどピックアップできるような話題に乏しいのではないでしょうか？

話題がないだけに学歴や資格をアピールすることになりますが、学生が思うほど採用担当者はそれらを重視していません。具体的な肩書きより、可能性や吸収力といった伸びしろに期待する部分が大きいはずです。

一方、転職の場合は前職までのキャリアがありますから、学生のときほど自己PRに苦労はしませんが、即戦力になることを前提としているので、チェックは厳しくなります。すでに出来上がった環境に仕上がった人材を入れるという点で、コミュニケーション能力の有無は重要です。

ただ、ゴルフをやっているとすれば、その辺はクリアしたも同然で、採用担当者も安心してOKを出せることでしょう。なぜならゴルフはコミュニケーション能力が欠かせないスポーツだからです。放漫、独りよがりはもってのほか。他のゴルファーの相手にされずコースからはじき出されるのも時間の問題です。

ゴルファー＝誰とでも上手くやっていける人として見なされ、受け入れる側としては歓迎しやすい人物像なのです。

ゴルフが大きな自信になり転職活動をバックアップ

短期間でゴルフを習得するのは難しいですが、はじめてみなければなにも変わりません。確実なのはスクールに入り、プロのコーチからレッスンを受けることです。クラブを握った瞬間からあなたはゴルファーの仲間入り。レッスンだけでなく自主的に練習場にも通うなど、ライフワークのひとつとして楽しんでください。

ゴルフという転職時のセールスポイントを身につけたあとは、胸を張って面接に臨みましょう。これまで仕事一筋だった人もこれといって趣味や特技がなかった人も、ゴルフをやっているという事実が必ず大きな自信になるはずです。

実際にやってみるとわかるのですが、ゴルフをはじめると姿勢だけでなく歩き方もかっこよくなります。トーナメントで活躍するプロゴルファーの所作を見れば一目瞭然。背筋をピンと伸ばしてコースを歩く姿は凛としていてとても魅力的に思えます。

ゴルファーとしての自覚を忘れなければきっと転職も上手くいくに違いありません。

まとめ

ゴルフをはじめるきっかけはさまざまですが、一番多いのは誰かに誘われてなんとなくクラブを握ることだと思います。逆にいえば自主的にはじめる人は少数派で、ストーリーとしてもすごく面白いはずです。転職がきっかけでゴルフをはじめること。将来につながる人生の大きなターニングポイントになるかもしれませんね。