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”好印象マナー”でゴルフがもっと楽しくなる!【ゴルフ場レストラン編】

マナーのスポーツと言われるゴルフ。プレー中は意識できていても、レストランでのマナーはいかがでしょうか。

 

実はそこに、気づきにくいゴルフならではのマナーがあるのです。今回は、好印象を与えるゴルフ場のレストランでのマナーをご紹介します。

 

ゴルフ場レストランの席次は一般と逆?

 

一般的な席次、いわゆる上座・下座はご存知の通り、
入り口から遠い席が上座 / 入り口から近い席が下座

 

では、ゴルフ場のレストランでは?
入り口から遠い席が下座 / 入り口から近い席が上座
と、一般的なマナーと逆になることが多いのです。

 

「逆だなんて厄介…」という方も「ええ!知らなかった!!」という方も一旦落ち着いて、理由を考えてみましょう。

 

 

ゴルフ独特の心遣いから生まれたマナー

 

この独特のマナーにはゴルフならではのステキな理由があります。

 

一番は景色です。

 

ゴルフ場クラブハウスのレストランの多くは、壁がガラス張りになっていたり、大きな窓がついていたりと、入り口から近い側の席から自慢のコースを一望することができます。

 

18番ホールのプレーヤーがクラブハウス方向にショットする様子や計算された池や木々の配置など、コースの景色を堪能できる席が上座となります。

 

夜景が売りの展望レストランや、庭園風景を楽しむ割烹と同じ理由ですね。

 

逆に下座からは、入ってくるゲストに顔を向けて座ることで、テーブルの位置を知らせたり、レストランスタッフへの合図をしやすくなっています。
他のパーティの様子や給仕の様子を確認できるので、後半プレーの準備もしやすいでしょう。

 

「ゲストにゴルフのすべてを楽しんでもらおう」という配慮を感じられるステキなマナーです。

 

 

女性ゴルファーは気づきにくい?

 

一般的な席次と逆になるので、キャリアの浅いプレーヤーや若い方は敢えて入口側に近い席を選んでしまいがち。


良かれと思って気を利かせたつもりで選んだその席は、景色の望める上座になってしまっているのです。そこですぐに指摘してくれる先輩がいれば良いのですが…


それが女性だと「女性はゲスト」扱いしてくれるジェントルマンからは、なかなか指摘しにくいようです。


「女性が一緒に回ってくれると華やかになってイイネ」など嬉しい言葉をかけてくれる男性は、目下の女性が上座に座っていても何も言わずに居てくれます。

 

一緒にラウンドするのはいつも男性ばかり、という女性ゴルファーや、年齢を重ねてからゴルフを始めたという方はなかなか指摘されにくいものです。
そしてそのまま、いつも自分が上座に座ってしまっていることに気づかずにゴルフキャリアを積んでしまうことに!

 

そう言えば、いつも景色の見える席に座っていたかも…という方、いませんか?

 

 

楽しいゴルフにするために

ゴルフのすべてを皆が楽しむためのステキなマナー。気づいたときから実践し、広めていきたいですね。

 

美しい景色とあなたの心遣いは、一緒にプレーした方々をきっと満足させることでしょう。
そして「また一緒にゴルフしましょう!」と誘われるはずです。

 

 

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