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【急増するゴルフ女子のリアル】ゴルフに社交性は必要なのか?

「ある日、ゴルフ場で、、、」スマートなゴルフ女子増加中

 

女子二人だけでプレーしている組は珍しいと思ったのが第一印象でした。

 

ハーフを終えて、スルーで10番ホールのティーに行くと、前の組が若い女子二人の組だったのです。スタートを見ていましたが、二人ともきれいなスイングで、飛んでいくボールも美しい弾道でした。
その前の組が遅かったせいで、追い着きながらのプレーになりましたが、彼女たちはきびきびしたプレーで好感を持ちました。ピンフラッグを戻す動作なども含めて、ゴルファーとしての所作も素敵でした。

 

「“ゴルフを真剣にやってます女子”という感じで気持ちが良いね」
同伴者と談笑していました。食堂で会ったら、ナイスプレーでした、と声をかけたくなりましたが、彼女たちはスルーで次のハーフに向かったので、それは実現しませんでした。

 

 

男性が多いゴルフ場。「女性なんだから・・」は禁句です!

 

後日、ゴルフ談義でその話をしたところ、思わぬ反論がありました。

 

「おれは、そういうのイヤだね。女子ゴルファーはさぁ、ニコニコして、盛り上げてくれないと……」

 

驚いたことに、その場にいた男性の過半数はその意見に同調したのです。ちなみに、男性の年代は40代から50代で、それぞれにそこそこのゴルフ歴がある人たちです。

 

どういう女子ゴルファーとプレーしたいか? というテーマになってゴルフ談義は進みました。男性のみの気軽さで、様々な意見が出たのですけど……『女子ゴルファー』を『ホステス』や『キャバ嬢』にすり替えても、好ましい条件はほぼ完全に成り立つ内容になったのです。

 

周囲を見渡してみると、評判が良くて、誘われ上手な女子ゴルファーは、やり手のホステスのような立ち振る舞いができる人が多いような気がします。そういうことが苦にならずに、自分も楽しめているなら良いのですが、そうではなくリクエストに応えて演じているなら可哀想です。心から同情します。

 

 

ゴルフ女子が、純粋にゴルフを楽しむために。

 

「ゴルフ中の話題って、何が受けますか?」という質問を女性からこの数年よくされることを思いだしました。 無理に話をしないでも大丈夫ですよ、と答えていましたが、ゴルファーの心くばりの一環として、同伴者を和ませたいということだったのかもしれません。


色々と話をしながらプレーするのが好きなゴルファーもいれば、静かに自分の世界に入り込んでプレーするのが好きなゴルファーもいます。相手に合わせることも、自分に合わせてもらうことも、相互にできてこそゴルフの神髄です。社交性の高さがゴルフには不可欠だという人がいますが、それは相互に発揮されて初めて機能するのです。


個人的には、女子ゴルファーは人見知りぐらいのほうが信頼できて、一緒にプレーしたくなります。


女子ゴルファーだけに特別な接客術の高さを求める時代は、そろそろ終わりにすべきです。


ゴルフでは長い付き合いになればなるほど誤魔化しの仮面は通用しません。素顔で接しても、ゴルファーとしてしっかりしていれば最終的には認め合えるものです。男性だけではなく、女子ゴルファーにも様々なタイプがいるのが当たり前です。
馬鹿なおじさんたちに嫌われても、ゴルフの神様にそのぶん愛されるほうが幸せに決まっています。自分らしくゴルフを楽しみましょう!

 

 

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