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実は”習慣”?【マメ知識】なぜグローブをするのか??

 

「グローブって、何の意味があるの?」

「どうして、左手だけ?」

ゴルファーのみなさん、こんなグローブに関する疑問を持ったことはありませんか?

 

初めてゴルフをしたときに、クラブはレンタルできても、グローブは買ってください、というケースが多いものです。戸惑いながらも、サイズを合わせてとりあえず買って、グローブをして練習を始めます。

 

左手がスイング中に重要だからですとか、手にマメを作らないためとか、色々な説がありますが…!

 

 

色々な説があるというのは、定説になるような説得力がある説がない、ということでもあります。

 

 

グローブの真意、実は”習慣”!?

 

ゴルフ界のご意見番であるジャック・ニクラウスは、公式なコメントでこのように言っています。


「グローブをするのは…… 単なる習慣に過ぎない」

 

20世紀末に、グローブをした場合とグローブをしない場合で手にマメができる差が出るか、という実験企画をお手伝いしたことがあります。皮膚科の医師に診断してもらいましたが、差は認められませんでした。それどころか、サイズが合っていないグローブは、素手よりもマメができやすいことも判明したのです。 滑り止めとしての効果についても、色々な実験がありましたが、グローブが特別優れているわけではないという結果になりました。

 

グローブなんて意味ないじゃんと決めつけるのは早計です。 メンタルコーチや脳科学者などの検証で、グローブは『スイッチ』として十分な効果があるとわかってきているのです。グローブをした瞬間からゴルフモードに入って、適度な緊張感と集中力が増したりする効果がハッキリと出るようです。また、多くのプロゴルファーがやるように、パットなどのショートゲームではグローブを外すことも効果があるようで、グローブをしているときはフルスイング、外すと感覚を優先して調整した動きをするというメリハリをつけるのが簡単にできるらしいのです。 まさにグローブも使いようということなのです。

 

ちなみに、多くのプロゴルファーがショットのたびにグローブを外し、ポケットに入れて移動して、ショットの前に改めてグローブをします。『これは、切り替えのスイッチを入れているんだな』と考えてしまいますが、複数のプロに聞いたところ、左右の手の日焼けを均等にする為だという回答でした。左手だけ日焼けせずに白いのは、ゴルフコースを出ると奇妙に見られるから嫌だとのこと。真相は違うのかもしれませんが、大いに納得したのです。

 

 

使い方はゴルファー次第

 

僕は一昔前からノーグローブで、素手でゴルフをしています。素手でゴルフをするのも慣れれば問題はありません。


でも、冬場だけグローブを使います。いわゆるミトンと呼ばれている防寒グローブです。 乗用カートで移動する際、風が冷たいので指先を温めたくて使用するのです。近年のミトンは色々と工夫があり、本当に暖かいので重宝しています。

 

単なるグローブですけれど、使い方によってはゴルファーを助けてくれます。ゴルファーのこだわりをさり気なく主張するアイテムにもなるのです。この機会に、ちょっとだけ見直してみるのも楽しいはずです。

 

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