ゴルフがやりたくなるWEBマガジン

ゴルフは老若男女あらゆる人が一緒にプレーでき、パワーのない女性や高齢者でも楽しめるスポーツです。今までスポーツをやった経験がない人、いわゆる運動音痴の人でもゴルフならきっと楽しく取り組むことができます。

ゴルフは誰もが楽しめる数少ないスポーツのひとつ

ゴルフ人口の分布を考えてもわかるように、ゴルフは大人のスポーツといっても過言ではありません。現在の日本において、最も多いゴルフプレイヤーは団塊シニアと言われる60代です。

仕事の一環として接待ゴルフを経験してきている団塊シニア。もう少し若くから始めたのでしょうが、仕事では現役を引退した人たちでもゴルフでは現役どころか若い人も顔負けのスコアを誇ります。他のスポーツと大きく違うのは年齢を重ねても衰え知らずという点ですね。

私は30代からバドミントンを始めて、今も20代の若い子たちと練習しているのですが、最近はかなり自分の衰えを感じ、同じコートに立つことが難しくなってきました。シャトルのスピードについていけず、同じ土俵では戦えないのです。

しかし、ゴルフは違います！年配の方々に教えてもらうことは数知れず。パワーのない年配の方でも着実に刻みながらスコアをしっかりとまとめてきます。飛距離では私の方が勝ってるのに！と悔しい思いでいっぱいです。

ゴルフに必要なのは体力やパワーじゃない？！

私も若い頃は何も考えずにパワーで飛ばすゴルフをしていました。しかし、歳を重ねた今はパワーではなく、いかに省エネで確実なゴルフをするかということを考えています。実際にやっていくとわかるのですが、パワーに頼ってクラブを振り回していても、当たった時は気持ちいいのですがかなりミート率が下がります。1割2割のミート率では話になりません。

力一杯打って右に曲がったり左に曲がったりする若者をよそに、年配の女性の方などはゆっくりとしたスイングで遠くに飛ばすのではなく、確実にフェアウェイど真ん中を刻んでいきます。その姿を目の当たりにするとゴルフはパワーじゃないんだなと実感させられます。

最近、運動は苦手という友達をそそのかしてゴルフを始めさせたのですが、パターやアプローチといった細かい作業のセンスがとても良くて驚いています。まだフルスイングは出来ないし、50ヤード以上のショットも打てないのですが、最初の基本は早くもマスターしそうです。友人いわく、スポーツは苦手だけどゴルフならできそうな気がする！と。私も色々な人を見てきましたが、その点において激しく同意です（笑）

ゴルフ上達の秘訣はゴルフを気軽に楽しむこと

「好きこそ物の上手なれ」という言葉の通り、ゴルフを楽しめる人は絶対に上達すると思います。

技術的なことをいうと、上達の秘訣は当たった時の感覚を体が覚えるまで反復練習ということになるでしょう。でも、練習も学生時代のようにストイックにやるのではなく、ああでもないこうでもないと、仲間たちと確認しながら楽しくやるほうがいいですね。

他のスポーツでいうところの試合のようなコースラウンドでも、ピリピリとした雰囲気でやるのではなく、途中にランチタイムなどを挟みながら、お喋りしながら楽しむ事ができるのはゴルフの最大の魅力です。

運動嫌いの人もスポーツ経験のない人も年配でパワーのない人も絶対に楽しむ事ができますよ！

球に向かってクラブを振るだけで自然と体幹や腹筋背筋などの筋力も付きます。有酸素運動にもなるコースラウンドで脂肪燃焼効果も期待できますね。

まとめ

メタボや生活習慣病など、運動不足に陥りがちな世代にとって、ゴルフはとてもオススメのスポーツです。「ジム通いやウォーキングなど、色々と試みたけどなかなか続かない」なんていう人でも、ゴルフなら仲間と一緒だから大丈夫。知り合いがいないという人はスクールに入ればすぐに仲間ができます。大人になってからサッカーやバスケットを始めるのはとてもハードルが高いですが、ゴルフなら何歳から始めても全く問題なし。さらにいくつになっても続けられる魅力のスポーツです。