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ヤードとメートル?ゴルフで2つの距離単位を使うワケ

 

普段、私たち日本人になじみのある距離単位はメートル法ですよね。私もゴルフをするまでヤードという単位は使ったことがありませんでした。1ヤードは約0.91メートルですが、ゴルフはヤードとメートルをシーンによって使いわけているのです。ゴルフのヤード、距離について知識を広げちゃいましょう!

 

 

残り何ヤード?ゴルフは距離を知ることが大切

初心者のうちは、ただ前へ進めば良し!という感じのラウンドになることもあるでしょう。私もそうでした。だんだんクラブごとに飛距離が定まり、場面ごとに打ち分けられるようになってくると、グリーンまで、ピンまでの距離を考えてプレーするようになります。

 

ゴルフでは、第1打からどのクラブでどこにボールを落とし、第2打はどのラインからどのクラブで攻めれば少ない打数で確実にグリーンに乗せることができるかを考えます。

 

ピンやグリーンまでの距離が表示されるカートもありますし、残りのヤード数が表記された杭や、杭の色で残ヤードを示しているコースもあります。常に距離を知ることは、マネジメントに必要不可欠ということですね。

 

最近ではボールからピンまでの位置を計測する機械なども発売され、かなり正確に距離が掴めるようになりました。

 

しかしいくら距離がわかっても、地面のアンジュレーションや風を読んだ上で、確実に狙い所に落とすには、やはりまずは練習ですね(笑)!

 

 

 

そもそもヤードとは?ゴルフがヤード表記な理由

もともとアメリカやイギリスでは、距離を表すのにヤードやマイルなどの単位を使用します。他の国ではゴルフもヤードではなくメートルを使いますが、日本はゴルフが入ってきたときのまま、ゴルフはヤードで表すことが定着しています。

 

一時期、メートル表記に直す動きがあったのですが、ゴルファーの反対意見が多く、結局もとのヤード表記にもどされたようです。私もすっかりゴルフはヤードで距離の感覚が植え込まれたので、もし今さらメートルに修正されるとなると、混乱すると思います。

 

ゴルフでヤードを使うのは、普段使わない単位で距離感を覚えた方が、変な癖や思い込みがなくて良いというメリットもあります。

 

これくらいが50ヤード、と癖付けるのと、45.5メートルってこんな距離だっけ?と思うのでは、飲み込みに違いが出てきます。是非新しい単位、ヤードでゴルフの距離を会得してください。

 

 

グリーンはメートル?ゴルフでヤードを使わない場面

日本ではゴルフはヤードで距離を表す、と説明しましたが、唯一ヤードを使わずにメートルで距離を表すシーンがあります。

 

それはグリーン上です。

 

グリーンは広くても30~40ヤードです。カップまでの距離をよむのに「あと2.5ヤード」「0.8ヤード」などと測るのは難しくなってきます。

 

そこで短い距離をよむグリーン上では、普段通りセンチやメートルを使います。私はパター練習ではカップまでの距離、5メートル、1メートル、30センチを練習します。毎回同じ距離を練習すると感覚が掴めてきます。

 

また、ゴルファーは最も外しやすいといわれるクラブの長さ(レングス)の練習もしますので、ワンレングス、ツーレングスという単位で距離を測ることもあります。

 

30センチの歩幅を掴んでおいて、ボールの位置からカップまでを歩幅でカウントするのも良いでしょう。

 

 

 

まとめ

ヤードで距離感を掴むには練習場がおススメです。50ヤードごとに印があるところが殆どですので、100ヤード以下の距離を10ヤードごとに打ち分けられるようになれば完璧です!その場合、できるだけ正確な距離を掴めるようにできるだけ1階打席で練習するようにしましょう。

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