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2018年04月10日 GOLF LIFE ギア 初心者

素手も両手もアリ!?ゴルファーによってグローブの使い方もいろいろ

 

ゴルフはなぜグローブをはめるのでしょうか?しかも利き腕ではない左手にはめている方がほとんどですが、未経験の人からするとなぜ右手じゃないのか不思議ですよね。今回はゴルフ用品の基本のキ、グローブの役割とルールについてまとめてみました。

 

 

ゴルフでグローブをはめる理由は?

グローブをはめる理由は、第一に汗で滑ってクラブを離さないようにするためです。ゴルフのスイングにおいて、右利きの人は左手を主にしてクラブを振るのですが、左手の握力が弱いため滑ってしまうので、それを防ぐために左手にグローブをはめます。

 

またグローブをはめることで左手の力を補い、左右の手の力を均等に、あるいは右手の力が勝たないようにという理由もあります。

 

右手の力が勝ってしまうと、少し引っ掛け気味になるなど方向が不安定になったり、中には飛距離が落ちるという方もいます。

 

さらにグローブにはマメ防止の効果もあります。慣れないうちはグリップにどうしても力が入り、グリップとの擦れもあってマメができやすいのです。グローブをはめることによって手の怪我を防ぐことができるというわけです。

 

 

 

素手で打っている人はいるの?

ルール上は「グローブをはめてもよい」ということになっていて、言い換えればはめなくてもいいのです。もちろんグローブをはめている人の方が圧倒的に多いのですが、アマチュアに限らずプロでも素手で打っている人はいます。

 

有名なところでは横尾要選手や不動裕理選手、海外ではロレーナ・オチョア選手などが一時期素手でプレーしていました。

 

素手派の主な理由は感覚やフィーリングの重視です。素手でグリップを握った方が力の強弱や方向性のわずかなコントロールをしやすいようです。これは多くのゴルファーがパターのときだけグローブを外すのと同じ理由ですね。あとゴルフのグローブはピッタリめのサイズということもあって、手が窮屈で嫌だというケースもあります。

 

ただ普段使い慣れない左手で素手のグリップをすると結構力が必要で、途中で腕が痛くなってくることもあります。プロのように意識して左手を鍛えたりすればいいのかもしれませんが、アマチュアにはちょっと難しそうです。

 

一度素手で試してみて、あまり違和感や痛みがある場合は素直にグローブをはめた方が無難でしょう。

 

 

両手グローブのメリットはなに?

両手にグローブをしてプレーしてもルール上の問題はありません。力の弱い女性やご年配の方にはクラブをしっかりホールドするという意味でおすすめです。

 

特に女性にとっては指先や爪の保護という意味もあるでしょうし、冬の早朝などは寒さ対策にもなります。また片手だけのグローブによって日焼けが左右で変わってしまうのを避けることもできます。女性用だと左右セットで販売しているグローブもあるため、それなりに需要があるのかもしれません。

 

ただ右手にグローブをはめると力が入りやすくなり、方向が不安定になってしまうことがあるので注意が必要です。私は指先のケガの保護目的で右手にもグローブをしていたことがありますが、ちょっと違和感があって方向が定まらなかったという経験があります。

 

心配な方は左右の力のバランスを意識して、練習場でしっかり試してからコースに出ることをおすすめします。

 

 

 

まとめ

当たり前と思っていたグローブですが、はめなくてもいいとは意外ですね。上達してくると少しのフィーリングの違いがコントロールに影響することがわかってきますから、一度素手で打つのを試してみるのもいいかもしれません。逆に両手でもOKなので、指先に気を使う女性は両手グローブでクラブを握りましょう。

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