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2018年04月13日 GOLF LIFE 初心者 マナー

ゴルフに忖度は必要か?先回りすることがマナーの基本

 

ゴルフが大人の趣味といわれる所以やマナーが重視されるのは他人に配慮してお互いが気持ちよくプレーをするためです。服装規定やルールなどもスポーツマンのフェアプレー精神や他人への気遣いに基づいたものです。ゴルフに興味があってもゴルファーの資質が自分にはあるのか?ゴルフ場で求められるマナーは?など疑問がわいてきますよね。コースデビューのために必要な資質は実は忖度なのです。どういうことなのか、ゴルフと忖度の関係をみてみましょう!

 

 

忖度(そんたく)とは他人の気持ちを推しはかること

政界の発言で話題になった「忖度」という言葉ですが、意外にもゴルフでは必要なマナーです。他人の気持ちを推しはかって行動するという行為は日頃から人間関係をスムーズにする鍵にもなります。

 

子どもは自分の思いのままに行動し表現しますが大人の世界ではそうはいきません。社会というコミュニティは親子間家族間のようにはいかず、時に他人の気持ちをくんで考えたり動いたりしなくてはなりません。

 

ゴルフのマナーは大人であればコミュニティの中で自然にできるであろう忖度をもとに設けられているともいえます。他人に配慮する気持ちが不快感を与えないための服装であったり、相手の紳士としての立場を考慮した自主申告制のスコアカウントであったりします。

 

これらのマナーは「こういう服装は不快感を与えるだろうな」「他者がスコアを申請すると心外だろうな」など他人の気持ちを推しはかって定められています。まるで良くないことのようなイメージを与えてしまった忖度騒動ですが、円滑な社会形成には欠かせないものといえるでしょう。

 

 

 

ゴルフ場では同伴者への忖度が欠かせない

ゴルフは昔から社交の場としてコミュニケーションをとりながら仕事の人脈つくりや情報交換が行われていました。社交の場ではあけすけに物を言わずユーモアを交えたり相手の気持ちに響くように話をしたりと会話を楽しむ能力が問われました。

 

忖度の得意な人は会話が上手な人、コミュニケーションが上手な人ともいえるでしょう。ゴルフ場ではその日初めて会う人と一緒にラウンドすることも多いものです。気心の知れた相手でない場合、コミュニケーションに忖度は欠かせません。

 

年代や服装、話し方などから相手の気持ちを推しはかる必要があります。相手の言葉や態度といった反応から気や心が知れない部分をフォローすれば楽しくゴルフをプレーできます。相手の立場に立って考えれば忖度はそんなに難しい行為ではありません。

 

共通のゴルフというお題があるのでそんなに構えずとも、挨拶と声掛けをしてどんな相手でも不快感を与えないように忖度できれば自然に良いコミュニケーションがとれることでしょう。

 

 

先回りして動くことがマナーの向上につながる

普段の生活において先を読んで行動する人はスマートでできる人にうつりますよね。ゴルフにおいても同じことがいえます。私の周りのゴルファーでも普段からスマートな方はゴルフでも先回りして動かれます。

 

ゴルフのコースマネジメントも先読み能力や分析力を問われます。スマートなゴルファーはミスする可能性も含めて先を読むのでベストラインから外れても動じることなく先回りして動かれます。

 

OBといってコース外にボールが出たかも知れない場合にも暫定球を打ったり、クラブを数本持って移動したりするのもプレーファストという先回りしてスムーズにプレーするためのマナーです。

 

グリーン上で他人のラインは踏まない、後の人のためにディポット(ボールの跡やくぼみ)を埋めるなどゴルフのマナーは他のゴルファーが気持ち良くプレーするためのものです。

 

忖度ができれば自然にマナーを守って先回りした行動がとれるということですね。これは是非普段の生活にも活かしたいものですね!

 

 

 

まとめ

大人として社会人として他人に配慮できる忖度力があればゴルファーとして問題なくコースデビューできるということがわかりましたね。些細な他人への気遣いでプレーがスムーズに流れてマナーの向上とともにプレーの質も向上します。ゴルフを始めて忖度のできるスマートなゴルファーの素質を開花されてはいかがでしょうか!

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