ゴルフがやりたくなるWEBマガジン

ゴルフは初心者、中級者、上級者とレベル分けをしますが、果たしてそれは何を持って決めているのでしょうか。何事も初心忘れるべからずといいます。他人の評価はどうであれ、己を評する時はいつも「初心者に毛が生えたようなもの」とでも思っておいたほうが良さそうですね。

同じ初心者なのに先輩ぶる人は多い

同時期にゴルフを始めたのに、先にコースデビューした途端、先輩風を吹かせてくる人や、練習の様子を見ているとさほど上手でもないのに、やたら教えたがるやっかいな人、あなたの周りにもいませんか（笑）

彼らの気持ちは、気持ちは、わかります（笑）。ひょっとしたら「ゴルフ場と練習場では全然違うから、ルールやマナーを教えてあげよう。」「上手く打てたから同じように悩んでいる人に教えてあげよう。」という親切心かもしれません。

人は自分より下手な人を見れば、自分は上手いと思ってしまうものです。そんな勘違いをしないために、上手な人のスコアやプロのスイングなど常に目標を高く持ち、達成するまでは謙虚な気持ちで取り組みたいですね。

私なんかは周りが自分より上手な人ばかり、そして何年やっても上手くならず、自称「ゴルフ初心者」という謙虚な人にも一瞬で追い越され、「先輩」の立ち位置には立てないままここまで来ています（笑）

成長のためには振り返ることも大切

ゴルフでは多くの場合、ある日突然スコアが縮まらず行き詰ったり変な癖が出始めたりします。ツアープロでさえ、プレッシャーでイップス（固まって動けなくなる現象）に見舞われたりスランプに陥ったりすることもあります。

でも、そんな時こそ成長のチャンスといわれています。初心を振り返り、ゴルフを始めたばかりの初心者だった頃の謙虚な気持ちを見つめ直すことが重要です。プレッシャーから解放され、基本をリロードできて新たな成長を遂げられることでしょう。

私たち素人も「上手くなりたい」「この前出来たことが何故出来ないのだろう」とプレッシャーや欲が出てくる時は、初心を振り返るべき時です。出来ると思うから欲が出るのであって、謙虚な気持ちでいれば出来なくても落ち込まない、というわけです。

初心者のように謙虚な気持ちでいることが、結局は上達への近道なのかもしれませんね。

初心者こそ初心を忘れず謙虚にプレー

私はゴルフを始めて10年ですが、緊張せずにラウンド出来るようになったのはここ2、3年です。会員権があるわけでもないので、毎週ゴルフに行くなんてこともなく、ラウンドの度に久しぶり感があるからでしょうか、いつまでたっても初心者気分です。

ラウンドでは後ろの組が迫っていないか気になりますし、常にクラブを数本持って走っています（笑）。思ったように打てて、パープレー、悪くてもボギーで回れるようになるまでは、おそらくこの調子ですね。

前後が詰まった時は、後ろの組に「下手でご迷惑お掛けしてすみません」とひと声掛けておけば「ゆっくり打ったらいいよ。」と大抵の方は言ってくださいます。ゴルファーは謙虚な初心者に優しいので、初心者アピールをしたほうが気持ちも楽に回れます。

ラウンドはゴルフ場や一緒に回るメンバー、季節や天候で毎回違う、新鮮な楽しさがあります。心構えも同じように、毎回初心を忘れず謙虚な態度でプレーすることが、快適で楽しいゴルフの秘訣ですね。

まとめ

何に関しても、意識の高い人こそ、謙虚な発言をされますよね。学生時代、賢い子ほど「勉強してない」と言ったものです。彼らの中では本当に、やったと言えるレベルに達していなかったのでしょう。ゴルフも然りということですね。上達するほど謙虚に、初心者意識を忘れずに取り組むことが、真の上級者への道ですね！