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2018年05月15日 GOLF LIFE 初心者

「ベストスコアは?」と聞かれて見栄を張らないことがゴルフ上達のカギ

 

日頃からちょっとしたことで、他人に良く思われたくて、カッコつけたくて、ついつい見栄を張ってしまうこともありますよね?ゴルフにおいても、相手のベストスコアが自分より良かったり、相手が初心者だったりした場合、見栄を張って本当の自分のベストスコアから幾分減らした数字を申告したくなる気持ちはわかります。しかし、ベストスコアを正直に申告しなくては、ゴルフの上達はありえないのです。

 

 

ゴルファーなら必ず聞かれる「ベストスコアは?」

「ゴルフします」という話になると、必ずと言っていいほど聞かれるのが「どれくらいで回るの?」「ベストスコアは?」というゴルフの腕前についてですよね。その際、皆さんはどう答えられますか?

 

ゴルフを始めたばかりの初心者のスコアは平均110~120台で、皆さんまずは110切り、100切りを目指して取り組んでいるという方が多いです。もし、まぐれでも、1度でもスコア99を出したことがあるなら、ベストスコアは99ということになります。

 

この場合、嬉しくて「運も実力のうち」と、ベストスコア99を大いにアピールしたくなりますが、注意が必要です。クラブの番手ごとの飛距離で言うと、ガチ当たりしてよく飛んだ○○ヤードという最高飛距離と平均の飛距離は違います。ベストスコアも同じです。

 

見栄を張らずに「ベストスコアは99ですが、平均スコアは110くらいです。」と答えに補足が必要です。ゴルフでスコアに見栄を張っても良いことはなく、むしろ困った事態を引き起こすかもしれないということを次項でみていきましょう。

 

 

 

ゴルフで見栄を張ってもなにもいいことはない

例えばコンペなどで組を決めるのにおおよそのスコアがわかっていれば、スムーズな進行のために上手な人と初心者を組み合わせることが出来ます。こういった場合は必ず正直なベストスコアと平均スコアを伝える必要があります。

 

ゴルフでは見栄を張ってベストスコア80などと伝えると、悪くても90台で回る実力者と思われてしまいます。バックティーから回ろうなんて話になるかもしれませんし、場合によってはハンデをつけられてしまいます。

 

実力者には誰もアドバイスしてくれませんし、サポートも求めづらく、今さら「初心者です」なんて言い出せない状況になってしまいますよね。プレッシャーと焦りでベストどころかとんでもないスコアを叩き出してしまうかもしれません。

 

 

スコアを伸ばしたいなら現状を受け入れること

ゴルフでは見栄を張ったベストスコアではなく、現状のスコアを良くするためにまず、本当の実力を受け入れることが大切です。「バンカーにさえはまらなければ」など、ミスを認めたくない気持ちもわかりますが、ケアレスミスの大半は実力不足です。

 

ツアープロを見ていても、コースや時々のコンディションやメンタルによってスコアはバラバラです。良い結果を更新、維持するのは難しいことだとわかりますね。私たち素人が見栄通りのスコアを出すのは至難の業です。

 

ゴルフ上級者ほど実力を受け入れて反省と練習を積んでいるのですから、私たちも現状スコアを受け入れて努力すべきです。ベストスコアにしばられて、打数ばかり気になったり、偶然上手く打てた時のことばかり考えたりしていては上達しません。

 

私もベストスコアを更新しようと、実力以上のスコアメイクばかり考えて失敗しました。とびきりのベストスコアが出たなら、平均スコアとの差を縮めていくことが課題ですね。

 

 

 

まとめ

ゴルフのベストスコアを聞かれたら見栄を張らず正直に申告し、良いスコアに喜んでいるのではなく、謙虚に平均スコアを縮める努力をすべきということですね。もし、ベストスコアの質問に、相手が見栄を張って答えても、ゴルフのプレーや態度を見ればわかるはずです。そして、良く見せようとした結果、逆にカッコ悪いことになると教訓を得ることでしょう。

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