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2018年05月17日 GOLF LIFE 初心者

練習オタクになっていない?ゴルフが上手くなりたいならコースに出よう

 

ゴルフでは、ある程度練習を積んでからコースラウンドに行くことをすすめられますが、ゴルフを始めて1年近く経ってもコースデビューを果たしていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。または、自信を持ってラウンドに行ったのに結果が散々で、やっきになって練習にばかり燃えているなんて方も多いでしょう。たしかに練習も大切ですが、練習オタクになってしまってはキケンです!そろそろコースラウンドを増やすべき段階にきているかもしれませんよ!

 

 

練習の成果がコースで発揮できるとは限らない

性格上、練習で完璧なまでに仕上げてからでないと、コースデビューに不安を感じるという方もいらっしゃるでしょう。しかし、いくら練習場で完璧に仕上げたからといって、コースラウンドでその成果を発揮できるとは限らないのがゴルフです。

 

なぜならば、ゴルフでは練習場とコースラウンドで決定的に違う点がいくつもあるからです。まず、よく言われるのが足場です。練習場の打席はフラットで滑り止めの人工芝が敷かれていますが、ゴルフ場では常に平らなところで打てるのはティーショットぐらいです。

 

フェアウェイでもラフでも、左足下がり、つま先下がりなど難しいショットを要求される場面も多いのです。また、コースレイアウトによっては池やバンカーなどの攻略を考えなくてはなりません。

 

風をよみ、打数を数えながら周囲にも配慮してプレーするとなると、なかなか練習通りにはいかないですよね。私も雨降りのラウンドで、グリップは滑りやすいは、体も地面も重いはで、何の成果も発揮できないなんてこともよくあります(笑)

 

 

 

ゴルフ場には最高の練習環境が揃っている

私はゴルフを始めてすぐの頃、よく上級者の方に「ゴルフの上達には練習のつもりでコースラウンドの回数を増しなさい」と言われました。練習場で300球打つより、1回コースラウンドに行くほうがゴルフは上達する、とのことでした。

 

たしかに、まずは場に慣れることが重要ですし、ルールやマナーが身につけばリラックスしてプレー出来ます。クラブを短く持つ、ボールを右寄りに置くなど、シチュエーションに応じた打ち方も勉強できます。

 

また、ゴルフ上達のカギはグリーン周りともいわれています。アプローチやパターなどの距離感や、傾斜や芝目を読むなどの練習はコースラウンドでしかできません。

 

さらに、コースラウンドでは練習では感じられないゴルフの真髄、プレッシャーや集中力などの重要さを感じ、メンタルが大きく作用するスポーツであると実感することでしょう。そしてますますゴルフの楽しさに魅了されるはずです。

 

 

人のプレーを見ることが上達のきっかけに

コースラウンドでは同組メンバー同士が互いに「ナイスショット!」など掛け声をするのがマナーです。その際に人のプレーから、上達のコツを勉強することができます。

 

上手な方のスイングや振りのテンポ、ミスをした後のリカバリーや気持ちの切り替えなどはとても参考になります。さらに、ベテランゴルファー達の周りの方への配慮や、プレーファストのためのスマートな行動も真似したいですね。

 

また、自分と同じような問題を抱えているゴルファーのプレーを見ると、意外と自分の欠点がわかることもあります。打つときに右を向いてしまっている、ボールを最後まで見ていないなど、私も「他人の振り見て我が振り直せ」を実感しています(笑)

 

ゴルフのマナーを学び、メンタルが鍛えられることでプレーも変わってきます。コースラウンドを重ねるごとに気持ちに余裕が出てきて、ゴルフ上級者のように練習の成果を発揮できるようになるでしょう。

 

 

 

まとめ

練習ばかりしていても、真のゴルファーにはなれません。コースラウンドでこそ、ゴルフのゲームとしての面白さがわかり、技術やメンタル、能力の向上も果たせるのです。とにかく、コースラウンドは楽しく、ゴルフの反省点もたくさん見つかりますので、行き詰ってきた時なども練習ラウンドに出掛けてみてください!

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