ゴルフがやりたくなるWEBマガジン

2018年05月31日 GOLF LIFE 初心者

「ゴルフが嫌い!」という人ほどゴルフをほとんど知らないワケ

 

なにかを嫌いな人は、それについて良く知らない人がほとんどです。ゴルフも同じで、テレビに映るプレーの姿や、以前から良く挙げられる、「お金がかかる」「時間がかかる」「年寄のスポーツ」というイメージから、嫌いという感情を生み出している人がほとんどなのではないでしょうか。ゴルフのことを、良く知ってみてください。知った上で、それでも嫌いな人は、それで良いと思います。

 

 

地味に見えるがやってみるとエキサイティング

そこにあるボールを打って、次の地点に行き、また打つ。ゴルフはそういうスポーツです。1打目、2打目とクラブを変えていきますが、する動作はほとんど同じです。ハッキリ言って、「地味」ですよね。これを書いている私自身も、文字面だけを見ると、そう思います。

 

では、実際にクラブを持って、ボールを何発か打ってみてください。どうでしょう。思ったように飛んでいくということは、ほとんどないと思います。私は最初の頃、ゆっくり振っているのに、ボールにヘッドが当たるということも稀(まれ)でした。それを、ほほえましく見守ってくる経験者の視線が、嫌だなと感じることも良くありました。

 

そのような有様でも、練習していくうちに、上手く打てるようになります。上手く打てるようになれば、今度は方向性を意識してください。第1打でフェアウェイキープ、第2打でピン横についたときなど、頭の頂点がしびれたかのように、ゾクッとします。嬉しくてたまらなくなります。

 

ドライバーがまっすぐ良く飛んで行ったとき、長いパットを1打で入れたとき。ゴルフに興奮する場面は、そこかしこに散りばめられています。

 

 

 

マナーとか面倒くさそうだがすべて常識の範囲内

「ゴルフは紳士のスポーツ」という言葉を、聞いたことがあるでしょう。ゴルフにはルールが存在しますが、それよりも重きを置かれるのが、マナーです。

 

マナーと聞くと、なにを思い浮かべますか?例えば、高級なフレンチレストラン。例えば、社会人になってからの、名刺の渡し方、挨拶の仕方などの、ビジネスマナー。少し、堅苦しい気がするかもしれません。

 

しかし、ゴルフに置けるマナーは、そんなに縛られるものではありません。周りに気を遣い、自然を愛し、プレーを楽しむ。プレーを楽しむために、試行錯誤を繰り返し、技を磨き、努力をする。その心を持って行動すれば良いです。

 

具体的にと問われると、“プレーにあまり時間をかけない”“定められた服装でプレーする”“バンカーやグリーンのディポット跡などを直す”などです。

 

これらは皆、すべて常識の範囲内のことです。ゴルフはマナーが面倒くさいから嫌い、という方も、具体的になにがマナーに当たるのかを考えると、意外と普通のことで良いんだなと思われるかもしれません。

 

 

ゴルフ嫌いといえば共感を得られるという勘違い

ゴルフ好きがいるように、ゴルフ嫌いな人も、もちろんいます。日本の国技である相撲も、日本人が100%好きなわけではありません。

 

ゴルフを嫌いな理由は、様々あげられると思います。「ゴルフ場が郊外にあるから」「お金がかかるから」「時間がかかるから」「そもそも上手く打てないから」あげようと思えばキリがありません。

 

しかしその理由は、ゴルフ好きな人にとって、好きな理由ともなり得ます。「毎週プチ旅行気分で遠出が出来るから」「約半日の時間をかけて体を動かし自然の中でリフレッシュして、あの値段であれば、コストパフォーマンスが高いから」「練習は裏切らない、ゴルフをすればするほど上手くなるから」など。

 

好きにも嫌いにもなる理由を持って、「ゴルフが嫌い」と言っても、共感は得られません。

 

 

 

まとめ

まずゴルフを知った上で、好きになる・嫌いになるは、個人の選択です。「どちらでもない」という人もいるでしょう。しかし、ゴルフがどういうものかを知らないのに、上辺だけの世間一般で言われていることから、嫌いと豪語するのは、いかがなものかと思います。ゴルフはどういうスポーツか。知ってみるのも、楽しいと思いますよ。

関連する記事

ゴルフをはじめる方へおすすめのゴルフレッスン特集一覧を見る≫

お得なゴルフレッスン情報一覧を見る≫