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2018年06月02日 GOLF LIFE 初心者 マナー

やったら総スカン!?ゴルフでドタキャンが許されないワケ

 

ゴルフを始めると、1組2~4人でのラウンドや、大人数で複数組に分かれてプレーするコンペに参加する機会もあるでしょう。いずれの場合も事前に予約をして、プレーヤーの名前も登録します。同伴プレーヤーもコンペ主催者もゴルフ場側もスタート日時や人数、組み合わせなどの調整を早くから行います。ゴルフは一人ではラウンドできませんし、それぞれの段取りもあるので、よほどの事情でない限りドタキャンは許されません。

 

 

1人くらいじゃ済まされない!?ドタキャンは大迷惑

「4人のラウンドが3人になっても問題ないはず」「自分1人がコンペに行かなくても大丈夫でしょ」なんて考えは大きな間違いです。1人欠けるだけでも、各方面に多大な迷惑が掛かるのです。

 

3バッグになると、2サムプレーと同じように少人数プレーフィーが掛かることもありますし、プレー日の1週間前や3日前を過ぎるとキャンセルフィーが発生するゴルフ場もあります。

 

そこで、代打者探しをしても、なかなか直前に声を掛けられて予定が空いていて参加できるゴルファーは見つかりません。居住地とゴルフ場の位置関係や、1台の車で乗り合いを予定していた場合も、ゴルフ場選びや車問題も一から決め直す事態にもなりかねません。

 

コンペでも、繋がりのあるゴルファーにはもともと声を掛けているわけですから、奇跡のピンチヒッターでも現れない限り代打者はのぞめません。スコアの調整や人脈の関係も考慮して組まれていたラウンドでは尚更、代打は利かず、皆に迷惑が掛かります。

 

 

 

ゴルファーは信用第一、2度と誘われなくなる可能性大

先輩ゴルファーは以前、「ゴルフをダブルブッキングしていたから」と同伴者にプレー前日にドタキャンされたことがあり、なんとか代打を見つけたから良かったものの、「もう二度と誘わない」と怒っていました。

 

ゴルフのプレー日が近づくと、同伴者や主催者やゴルフ場から連絡が入ります。もちろんこの先輩も、ドタキャン相手に事前に何度も確認連絡をし、その度に「大丈夫です。」と返事があったので、結果、何度も適当な返事を返されていたことになってしまいますよね。

 

ドタキャンの迷惑以外にも、それまでのやりとりや過程の適当さも浮き彫りになり、信用を失くしてしまうというわけです。ゴルフでは友人知人、仕事関係者など、自分の大切な人とプレーすることが多く、そんな場に信用できない人間は誘えませんよね。

 

ゴルフでドタキャンするという行為は、他人を気遣うというゴルファーの精神からかけ離れています。本物のゴルファーにならなくては、ゴルフ仲間の輪や人脈が広がらず、せっかくのゴルフライフが台無しですね。

 

 

プレー後に改めてお詫びすることで円満解決を

病気やトラブルでどうしてもゴルフをドタキャンせざるを得ない時は、同伴メンバーやコンペ参加者との兼ね合いも考えなくてはいけないので難しいですが、まずは自分の代わりにラウンドに参加してくれるゴルファーを探すことです。

 

奇跡的に代わりが見つかった場合もダメだった場合も、代表同伴者や主催者に連絡を入れ、ドタキャン理由を説明して謝罪した上で、自分にできることやすべきこと、ゴルフ場への連絡をどうするのかなど指示を仰ぎましょう。

 

また、発生するであろう迷惑事項を挙げ、丸投げせずに解決策の提示をしましょう。さらに、プレー終了後に代打者が上手く務めてくれたか、又は自分の穴が空いた分はどうなったか、心配していた旨を伝え、再度お詫びを入れましょう。

 

時と場合にも寄りますがメールなどではなく、電話したり手紙を書いたり、出来れば直接会ったりして、丁寧にきちんと気持ちを伝える努力をし、信頼の回復に努めることが大切です。相手も本物のゴルファーなら、事情を理解し、また誘ってくれることでしょう。

 

 

 

まとめ

最近はネット予約の当日キャンセルや無断のドタキャンが増え、プレーヤーのマナーが問われる事態になり、土日はキャンセル料をとるゴルフ場も増えてきています。キャンセルの場合は前日の午前中までに同伴者や主催者、ゴルフ場にそれぞれ直接お詫びを入れて、よほどの事情でない限り、ドタキャンは絶対にやめましょう!

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