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2018年06月06日 GOLF LIFE 初心者

夏前でも要注意!気温が高い日のゴルフは上手に休憩を

 

気温が高い中でゴルフをすることは、色々な対策が重要です。夏前と言っても、まだ体が夏になりきっていない中、気温が高い日にゴルフをすると、熱中症を発症するケースもあります。喉が渇いていなくてもこまめに水分を補給し、体を冷やすなど、十分な対策を立てましょう。また、ゴルフ中も、無理に動かず意識して休憩を取りましょう。

 

 

待機中はなるべく日陰で休むこと

炎天下で1日ゴルフをすることによって、体力の消耗が激しくなります。ゴルフのコースは、真ん中にボールを打って進んでいきたいものですが、ラフはともかくフェアウェイともなると、日陰がないことも多いです。待機中など時間が出来たときは、意識的に日陰を見つけて休むようにしてください。

 

体感温度で涼しいなと感じたとしても、日差しを長時間浴び続けることは、体の水分や塩分を奪い、熱中症を引き起こす可能性が十分あります。

 

私も、夏場に標高1200mのゴルフ場に遊びに行った際、いつもの平地とは違う涼しさに感動し、暑さ対策を全く意識せずプレーをしたことがありました。日中は平気でしたが、その日の夜、見事に頭痛と吐き気をもよおし、熱中症一歩手前になってしまったという経験をしました。

 

「もしかして熱中症かも」と思ったときから、塩を混ぜた水を飲み続け、眠って体力回復をし、翌日はスッキリと症状なく起きることが出来ましたが、そのときのことは深く反省しています。

 

日陰が見つからなかった場合は、日傘を差して、直射日光を遮ってあげるのも良いですよ。市販されているUVカットの傘も良いですが、それがすぐ用意出来なければ、ゴルフ場がカートに積んでくれている晴雨兼用の傘を使っても良いでしょう。

 

 

 

無理して歩かずカートに乗ること

プレー中はカートに乗らず、歩くスタイルの人もいるでしょう。しかし、歩いている中で息切れが激しい、動悸がするなど、通常のプレー時と違う感覚を覚えた場合は、無理して歩かずカートに乗りましょう。

 

気温が高い中で体を動かすこと自体が、体力や集中力を奪います。ましてゴルフは、4時間~5時間以上を日差しの中で過ごすスポーツです。カートに乗ることで、直射日光を防げ、走行中に風に当たることも出来ますので、これは大きなメリットになります。

 

私の良く行くゴルフ場でも、夏場はキャディさんがカートに乗るよう促してくれます。カートには小さいけれども強力な扇風機がついていて、カートが動いていないときでも、風にあたって涼むことができます。

 

また、もう一つのゴルフ場では、夏場はフェアウェイ乗り入れOKですので、ボールの近くまで行ってボールを打ち、また乗り込んで走ることが出来ます。このプレースタイルは、体調管理と共にプレーファーストにもつながりますので、近くにこのようなゴルフ場があるか探して楽しむのも一つかと思います。

 

 

具合が悪いときは同伴者にアピールを

もしラウンド中に具合が悪くなってしまったら、我慢せず同伴者にアピールしましょう。皆でラウンドしていると、自分ひとりのせいでプレーを中断することが、迷惑をかけてしまうと思い込み、我慢してプレーをして、体調を悪化させてしまう人もいます。

 

私も以前夏場にゴルフをした際に、同伴の女性が頭痛を訴えたことがありました。茶店に行ってビニール袋に氷をもらい、カートの中でしばらく首や脇などを冷やすなどの対策を行いながら、プレーを中断しクラブハウスで少し休むよう提案したところ、「大丈夫だから」と、彼女はプレーを続行してしまいました。

 

結果、ラウンド終了後から頭痛と吐き気を訴え、次の日からの仕事を、数日休んだことを、あとから知りました。

 

「体調不良をおしてゴルフをすること」は、決して美徳ではありません。無理をせず、同伴者に具合が悪いことをアピールし、手を借りるのが良いでしょう。また、具合が悪そうだなと思う人が同伴者にいたら、自分から声をかけてあげることも大切です。

 

 

 

まとめ

毎年熱中症で、何人もの人がゴルフ場から救急車で運ばれます。それは決して他人事ではありません。気温が高いなと感じたら、対策をしっかり取った上で、楽しいゴルフをししていきましょう。

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