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2018年07月02日 GOLF LIFE 初心者 マナー

愛煙家多し!?ゴルファーに求められる喫煙マナーって

 

プロゴルファーにヘビースモーカーが多いことから、ゴルファーには愛煙家が多いというイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。ゴルフ場の昨今の禁煙事情はどうなっているのでしょうか。ゴルフ場は、ティーグラウンドとカートに灰皿が設置されている所が多いのですが、基本的にはタバコを消すためのもので、喫煙スペースではありません。健康と火災予防のために、ゴルフ場での喫煙マナーについてみていきましょう!

 

 

ゴルファーに愛煙家が多いのはなぜ?

ゴルフは紳士淑女の社交の場で楽しまれていた歴史があります。紳士の社交クラブでは商談や情報交換をしながら、タバコや葉巻を嗜んでいました。例外なくゴルフ中も愛煙家は煙を立てます。

 

このような「紳士はタバコや葉巻を嗜むもの」という社交場での慣習が、ゴルフの伝統と共に引き継がれてきたのでしょう。試合中に喫煙できるスポーツなんて、ゴルフ以外には聞いたことがありませんよね。

 

今のように、世界的に禁煙が叫ばれる傾向になかった頃は、例えば電車や飛行機も喫煙可能でしたし、タバコを吸いながら収録されているテレビ番組もありました。そんな禁煙とは無縁の喫煙世代がゴルファー層に多いのも、理由のひとつです。

 

また、ゴルフは精神力が求められ、常に冷静で落ち着いた状態でプレーしなければなりません。喫煙者にとっては、まさにタバコがその恩恵を与えてくれるものなのです。そんな理由でゴルフ中にタバコを吸う方が多く、ゴルファーが愛煙家に映るのかもしれませんね。

 

 

 

ゴルフ場の禁煙エリアが増えているワケ

近年ではトーナメント中にタバコを吸うツアープロの映像が流れ、以前は当たり前だった光景に非難が巻き起こりました。世の中が禁煙指向にある中、ゴルフ中のタバコのマナーについても厳しい目が向けられています。

 

健康増進法や受動喫煙の防止策として禁煙エリアが拡大、最近では2020年のオリンピック開催に向けてさらに喫煙エリアの限定が検討されています。このような時代の流れが、ゴルフ場にも押し寄せてきています。

 

全国のゴルフ場では世の中の流れ同様、禁煙エリアが拡大しています。もともとフェアウェイやグリーンなどコース内は禁煙です。さらにクラブハウス内が全面禁煙になったり、灰皿の置いてある屋外もついたてが建てられたり離れた場所へ移動したりしています。

 

また、非喫煙者に配慮されたこのような措置を愛煙家も快く受け入れているため、禁煙エリアが拡大されているともいえます。愛煙家も非喫煙者も、同じゴルファーとして互いに配慮しながらプレーを楽しみたいですね。

 

 

健康と火災防止のため喫煙マナーを守ろう

ちょうど先日、友人とゴルフに行くことになりゴルフ場を探していたら、全面禁煙のゴルフ場がありました。友人は愛煙家なので結局他所を予約しましたが、そのゴルフ場が全面禁煙の理由が衝撃でした。

 

なんと、マナー違反の利用者のタバコが原因で2度も火災が起きたため、敷地内前面禁煙とのことでした。芝の種類や季候や地形によっては、一瞬で小さな火が燃え広がることがあるのです。

 

コース内はもちろん、ティーグラウンドなど芝の上にタバコを置かない、捨てない、カート移動中もしかりです。火災防止ばかりでなく、同伴プレーヤーに配慮する意味でも重要なマナーです。タバコの煙が気になっても言い出せない方もいらっしゃるのです。

 

私の周りの愛煙家の方々は、最近は電子タバコにされている方が多いです。電子タバコは受動喫煙の防止にもなりますし、火の粉も飛びませんのでゴルフのときには良いかもしれませんね。他者に配慮し、ルールとマナーを守る真のゴルファーを目指しましょう!

 

 

 

まとめ

皆さんはタバコを吸われますか?私は以前吸っていて辞めたクチですから、愛煙家の気持ちも、非喫煙者の気持ちもわかります。ゴルフをしながらタバコを楽しみたい人もいれば、煙が嫌な人もいます。吸う人も吸わない人も互いに気持ちよくプレーできるよう心掛けましょう!

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