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2018年07月03日 GOLF LIFE 初心者 マナー

足でボールを動かしてない?初心者が守るべきゴルフ練習場のマナー

 

ゴルフの練習場は、2畳ほどの打席スペースがあり、前面にはゴルフコースに見立てたグリーンの芝が広がっています。2階、3階、それ以上など高層フロアを有している練習場も多く、打席スペースの前には柵などはありません。練習場では事故や怪我の防止のため、さまざまなルールやマナーが設けられています。子供の出入りを禁止しているところもある程です。初心者のうちに知っておきたい、練習場でのマナーをおさらいしてみましょう!

 

 

周囲の人の気を散らすような声は出さない

ゴルフの練習場では、後に説明します通路や打席での危険行為や、他人の迷惑になる行為を禁止しています。大声を出したり、通路を走ったり、友人同士で騒いだりなど、大人として公共の場ですべきでない行為です。

 

どうしても、同伴者に教えてもらったりスイングを撮影したりで会話する場面はあるでしょう。それにけっこう、皆さん独り言を言われます(笑)。私も「あれっ?」「違う」など言ってしまいます。会話や独り言は周囲に配慮するように注意しましょう。

 

私が練習場で働いている時は、打席待ちの方への案内のアナウンスや、来場者の車に関するアナウンスなど、施設内放送を流していました。フロアがうるさくては、重要なアナウンスが聞こえません。

 

必要以上のおしゃべりや携帯電話の通話などは控えましょう。ゴルフの練習場では、ラウンジや休憩スペースが別に設けられていることが多いのでそちらを利用し、皆が気持ちよく練習できるように気をつけたいですね。

 

 

 

通路での素振りやフォームチェックはNG

練習場でクラブを振って良いのは打席ボックスの中だけです。通路でクラブを握って素振りをしたり、フォームのチェックをしたりする行為は大変危険です。いくら周りに人がいなくても、視点を変えたその一瞬で人が近づいてくる可能性は大いにあります。

 

ゴルフクラブは思っているよりシャフトが長いので、スイングのクラブの通る軌道は意外と広範囲です。また、クラブヘッドはいわば鉄の塊のようなもの、ゆっくり上げ下げしても当たれば相当な怪我をします。

 

他にも通路でパターの練習をする方もいますが、こちらも危険行為です。通路上のボールを踏んで転倒したり、転がったボールが打席方向に行き、クラブに当たってとんでもない方向に飛び出したりするかもしれません。

 

また、練習打席の後方には椅子がありますが、休憩したり、同伴者が練習を見たりするためのものです。この椅子と打席の間や、前後の打席との間を通るのもNGです。長尺クラブなどを使用している方の場合、練習打席スペースからクラブがはみ出す恐れもあるのです。

 

 

ボールを動かすときは足じゃなくクラブで

ゴルフの練習場は、自動でゴルフボールが1球ずつティーの上にセットさせる機械式か、ベンダー機から50球などの単位で出てくるボールをカゴで受けて打席に持っていき、自分で1球ずつセットするタイプかにわかれます。

 

いずれの場合にしろ、ティーの上からマットにボールを移動させて打ったり、カゴのボールをマットの隅に広げ、そこから1球ずつ打ちやすい位置まで移動させたりします。その際に、足でボールを転がしている横着な人を稀にみかけます。

 

ゴルフの競技中は、ボールに触れられるのはグリーン上でマークしてからや、その他救済措置をとるときなどです。カップインした時も、もちろん、ボールを手で拾い上げます。自分の大事なゴルフボールを足で扱うなんてことはしません。

 

他人のことを気遣うゴルファー精神で、後にボールを使う人のことを考え、ちゃんとクラブでボールを移動させましょう。ボールを足で扱うと、何かの拍子で転んだり、前の打席の人のクラブに当たって怪我をしたりする恐れもあります。

 

 

 

まとめ

他にも、練習場にはおしぼりがサービスで置いてあるところが多いのですが、練習後に手を拭くためのものです。クラブやシューズを拭くものではありません。このように、実際に練習場を利用してさまざまなマナーに触れ、他人に配慮できる真のゴルファーを目覚めてください!

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