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2018年07月04日 GOLF LIFE 初心者 マナー

終わったら早く立ち去る!ホールアウト後のマナーとは?

 

ゴルフ場では18ホールをラウンドします。1ホールごとにカップにボールを沈め、打数つまりスコアを記入するわけですが、そんなホールアウトのシーンで気をつけたいマナーがあります。ゴルファーは常に他者に配慮してゴルフを楽しむものです。コースデビューでスマートなプレーを心掛けたい方は、グリーンをホールアウトする際にもお気をつけください!

 

 

スコアはグリーンを出てから記入すること

まずひとつめのマナーは、スコアの記入に関してです。初めてのコースデビューでは皆大叩きしてしまうものです。スコアを数えるのも一苦労、忘れないうちに早くスコアカードに記入したい気持ちもわかります。

 

しかし、ただでさえ初心者のうちはグリーン周りやグリーン上で時間が掛かり、後ろの組を待たせてしまうこともあります。一刻も早くグリーンから立ち退いて、後続組を打たせなくてはなりません。

 

スコア記入はカートに移動してからと決めて、早くホールアウトする癖をつけましょう。ただし、グリーンの上は走ってはいけません。後ろが詰まっている場合はおしゃべりも後回し、サッと移動して次のホールに向かいましょう。

 

ちなみに、緊張や焦りで打数がわからなくなる方には、グローブやベルト通しなどに装着できるカウンターがおすすめです。1打ごとにカウントをつければ、打つことだけに集中できるのでとても便利で、私は何年も使っていました。

 

 

 

グリーン周りに忘れ物がないように注意して

次に注意したいのが、クラブの置き忘れです。ゴルフはグリーン周りのバンカーやアプローチショットが最も難しいところです。何打も叩いてやっとバンカーから脱出したり、アプローチでグリーンオーバーを繰り返して往復したり、なんてよくある光景です。

 

やっとグリーンオンしたころには、使用したサンドやピッチングのことはすっかり忘れてしまっていることでしょう。ホールアウトした後で、置き忘れたクラブに気付くと、取りに戻るか、後続組の方に次のホールで渡してもらうことになり、迷惑を掛けてしまいます。

 

グリーン周りで使うクラブはピッチング、サンド、パターなど限られてきます。クラブを持ち替えるたびに本数確認をしましょう。パターの際はグリーンエッジより外側のカート方向にクラブをまとめて置いておくと、目について忘れにくいのでよいですね。

 

また、置き忘れ防止にはクラブケースを使用するのもおすすめです。クラブが4~5本入るスリムな筒状の三脚スタンドタイプのケースです。キャディバックに引っ掛けられるので場所もとらず、とても便利ですので是非チェックしてみてください!

 

 

遅れたときはパターを持ったままカート移動

最後に、ホールアウトの際のカートについてです。後続組にとって、前の組がホールアウトするのを待つ時間は、プレーのリズムが狂ってイライラしたり、とても長い時間が経っているように感じたりすることもあります。

 

私は初心者の頃から、後ろが詰まっているときは「すみません、急いでいます」というアピールもこめて、グリーンを降りたら小走りでクラブを持ったままカートに乗りこむようにしています。

 

いくらグリーンを降りたからといってグリーン付近に立ち止まったり、カートで順番にクラブを片付けたりしていては、ボールが当たる危険があり、後続組の方が打つことができません。カートを移動させる必要があるのです。

 

ゴルファーは優しい方が多く、初心者がグリーン周りでもたもたしてしまうのも解ってくださるので怒られることはありませんが、ダラダラ移動する態度には良い気はしないでしょう。ホールアウトのマナーは、互いに気持ちよくプレーするための大切な配慮です。

 

 

 

まとめ

グリーン周りで焦り、パターで緊張し、やっとの思いでカップインしたら、素早くホールアウトしなくてはなりません。最初は「マナーを守らなくては!」と必死になるかもしれませんが、なれてくれば自然に他のゴルファーに配慮した動きができるようになります。ともあれ、最初が肝心、楽しみながら良いマナーを習慣づけていってください!

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