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2018年07月09日 GOLF LIFE 練習方法 初心者

「あーダメだった」で終わらない!ラウンド後は練習場に直行しよう

 

ゴルフのラウンドに向けて一生懸命練習し、自信満々でコースへ行った結果、満足するスコアがだせたというゴルファーはなかなかいません。悔しさと落ち込んだ気持ちで帰路に向かいます。さて、結果が良かったゴルファーはというとラウンド後に練習場に向かいます。彼らには反省点がみえていて、最善のタイミング、つまりラウンド直後に改善に取り組むわけです。実はこのラウンド後の行動が、ゴルフの上達を左右するのです。

 

 

ミスの記憶が新しいうちに改善方法を探る

コースラウンド直後はその日のミスの記憶が明確です。スコアカードにOBしたホールや3パットしたホールがわかるように記入しておくのも良いでしょう。「ロングホールでは力んでドライバーが右へ曲がった」とより鮮明に思い出せますね。

 

私なんかは書かずとも覚えてしまうミスで、アプローチでグリーンオーバーを繰り返したり、バンカーからの脱出に苦戦したりの大叩き、といった具合ですが(笑)。ともかく、ラウンド後はショックな気持ちと共にミスの内容もはっきり残っています。

 

自分の癖や練習場とコースとの違いを痛感し、「何がいつもの練習と違うのか」「ここで何球か打ったら何かつかめそう」と思うことも多々ありますよね。その日のスイングの感覚がある間に改善を図ることがミスを繰り返さないための秘訣です。

 

私が練習場で働いていた時は上級者の方ほど、その日のミスをその日のうちに解決すべくラウンド後に練習場へ来られていました。日々の反復練習にラウンドのミスを響かせない ように、翌日からいつもの練習のルーティーンに戻すことが重要だそうです。

 

 

 

実際のコースをイメージした練習がしやすい

ラウンドでは緊張して思うように打てないことも、初心者のうちはよくあることです。ラウンド直後のコースにいる気持ちのまま、練習場でいつものペースを取り戻せれば、平常心でラウンドできるようになることでしょう。

 

いつもの練習は短いクラブから振るという方も多いでしょうが、ラウンド直後の練習はコースラウンドに見立てた打順で振るのがおすすめです。練習場は飛距離がポイントごとに標されています。バンカーや池に見立てたスペースがある練習場もあります。

 

目の前の練習場の景色をコースに見立ててまずはドライバーを振ります。ボールの落ち所と飛距離を見て、次のクラブを選択し、最終的にピンを狙うというわけです。1球1球に集中し、本番ラウンドのようにボールの後ろに下がって目標方向を確かめてから打ちます。

 

1打ごとに緊張感を持って打つこの練習によって、私は本番ラウンドで緊張しにくくなりました。広い練習場では100ヤード未満から300ヤード近くまでピンが数本あるところもありますので、ショートホールからロングホールにまで見立てて練習ができますね。

 

 

ナイスショットで一日を終えることが大切

ラウンドでは練習場のようにいかないのがゴルフです。いつもは真っ直ぐ飛ぶドライバーが曲がったり、得意の番手がまともに当らなかったり、楽しいはずのラウンドでフラストレーションが溜まってしまうこともあります。

 

そんな時は「もう1回打ちたい」と消化不良の気持ちがモヤモヤしませんか?私も一緒に回った友人と、このモヤモヤ感が一致した時はそのままラウンド後に練習に行っていました。

 

モヤモヤしたままでは気持ち的にもスッキリしませんし、翌日以降には記憶は曖昧になり、間違ったスイングの動きが身体にインプットされたままになってしまいます。変な癖がついてしまう前に修正しなくてはいけません。

 

ラウンド直後は1日動いているので体も回り易い状態です。意外とナイスショットが出たりして、「本番でこう打ちたかった……」なんてことも(笑)。ともあれ、練習もラウンドの続きです。気持ちの良いショットで締めくくりたいですね!

 

 

 

まとめ

「ダメだった」で終わらない、次へのステップアップになるラウンドにするには、直後の練習が欠かせないということですね。身体もラウンドで十分ほぐれているうえに、悔しい気持ちも後押しして一気にゴルフ上達が見込めます。ラウンドで落ち込んだ時は、そのまま練習場へGO!ということですね!

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