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2018年07月11日 GOLF LIFE 初心者

握り改革!使い古したゴルフクラブはグリップ交換で生まれ変わる

 

最初は「続けられるかわからない」「初期投資を抑えたい」という理由で中古ゴルフクラブを使う方も多いです。友人の勧めでゴルフを始め、その際ゴルフクラブも譲り受けたという例も少なくありません。また、新品でも使い続けるうちにシャフトやクラブ自体は身に合っているのに、打ちにくくなったと感じることもあります。そんな使い古したクラブは、グリップを交換することで本来の性能を発揮できることだってあるのです!

 

 

グリップは消耗品なので定期交換が必要

ゴルフ初心者のうちは、なかなかクラブのグリップの状態にまで気が付かないですよね。私も「持ちにくいなぁ」と思いつつも、自分のグリップの持ち方が間違っているとばかり思っていました。

 

しかし、実はゴルフのグリップは消耗品で、1年や40~50ラウンドを目安に交換する必要があるのです。グリップの素材はゴムがメインです。摩擦や汗や皮脂、雨などで劣化したり風化したりして溝がなくなってツルツルになってしまいます。

 

そうなると、硬くて持ちにくかったり必要以上に力が入ったりで本来のグリップの役割を果たせなくなってしまいます。さらに滑ってクラブの放り出しが起こって、人に当たってしまう危険性もあります。

 

中古クラブを購入した際や、譲り受けた際にはグリップの状態をチェックしましょう。毎年、春や秋などのゴルフハイシーズン前に定期交換する方もいらっしゃいます。グリップは使えば使うほど消耗するものと覚えておきましょう!

 

 

 

交換するときは堅さと太さを考慮しよう

グリップはゴルフショップなどで購入して交換してもらうか、溶液やテープを用いて自分で交換することもできます。購入する際は、グリップの硬さと太さ、バックラインの有無を選びます。バックラインとはグリップの下側にある少し出っ張った縦ラインのことです。

 

バックラインは同じ位置同じ角度で握りやすく、フェースの向きが安定するためドライバーやウッドのグリップに向いています。逆にバックラインなしのグリップはフェースを開閉したあらゆるショットに対応しやすいためアイアン向けです。

 

糸のようなコード入りの滑りにくいグリップは硬く、手の小さい女性や握力の弱い方向けのラバー系ゴム素材のものはなじみやすく柔らかいです。重さは男性用50gシニア用40g女性用30gを目安にグリップが重くならないよう、クラブに合ったものを選択しましょう。

 

シャフトの口径標準サイズのM58には0.58インチを、太めのM60には0.6インチのものを選びます。太いとフック防止で上級者向け、細いと手首が返しやすく飛距離が出やすいといわれています。

 

最近ではグリップ上部の左手が握る位置と下部の右手が握る位置の太さを変え、より握りやすく設計されたものもあります。ショップの方や先輩ゴルファーに相談して自分に合ったものを選びましょう!

 

 

好きなカラーに変えれば気分も上がる

グリップも以前は汚れの目立たない黒っぽいものが主流でしたが、ゴルフ自体がおしゃれでファッショナブルなものに変わってきてからは、柄ものやネオンカラーの派手で目立つものが人気を集めています。

 

各メーカーからいろいろな種類のグリップが発売され、ドライバー用、アイアン用、パター用など合わせると数百種類はあるのではないでしょうか。硬さや太さに加えてカラーまで選ぶ楽しさが増え、好みに合ったグリップがみつかります。

 

アイアンのグリップのカラーを統一してキャディバックと合わせてもおしゃれですし、1本1本別々のカラーにしてカラフルなセットにするのも楽しいですね。グリップのカラーを変えるだけでクラブを買い換えたように気分も一新します。

 

グリップ交換をすればクラブが握りやすくなりスコア改善が期待できるばかりでなく、気分も変わってヤル気もアップしそうですね!グリップ交換は工賃を含めても1000円前後~と安価でできるので、気分転換にカラーを変えてみるのも良いですね。

 

 

 

まとめ

私も最初は友人から譲り受けた中古クラブを使っていて、グリップ交換を勧められました。新品のグリップにすると、いかに今までが握りにくかったかがわかり、グリップの重要性を感じました。好きなカラーにグリップを変えることで握りやすさ振りやすさはもちろん、気分も上がって一石二鳥だと思います。高いクラブを買い換える前にまずはグリップ交換をおすすめします!

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