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2018年07月12日 GOLF LIFE 初心者

ゴルフ初心者が身に着けるべきコースの正しい歩き方とは?

 

ツアープロの試合では、歩いてコースを回るシーンが映りますね。私たち素人のラウンドは乗用カートで移動するのですが、ゴルフ初心者のうちはなかなかカートに乗る余裕はありません。私も打っては走り、の繰り返しでした。初めてのことには何事もガイドがあると安心ですね。ゴルフの「歩く」についてのガイダンスをチェックしておきましょう!

 

 

コースは走らず早歩きで体力を温存する

冒頭で触れましたプロの試合について、なぜ歩いてラウンドするのかというとゴルフの法律のようなもので決められているからなのですが、他にも理由があります。まず、試合を観戦に来ているギャラリーがカート事故に巻き込まれる危険を回避するためです。

 

次に、キャディをつけてキャディバックを持ち歩いて移動するほうがカートに戻るよりも早く、プレーファーストにつながります。そして、歩いて身体を動かした方がスムーズにスイングできるというメリットもあります。

 

私の周りのゴルフ上級者も、カートに乗らずに歩くという方が多いです。特にラウンドの前半は身体がほぐれて良いとのことで私も真似しています。ツアープロのように早歩きが体力も温存できて調度良いそうです。

 

後ろが詰まっている時などに小走りするのは良いですが、ロングコースやアップダウンの多い地形、暑さ寒さなどの気候条件によっては体力を奪われてしまう恐れもあります。初心者のころは焦って走ることも多いですが、体力温存を心掛けましょう!

 

 

 

胸を張って歩くことがスイングの安定に

ゴルフで重要なのは最初のアドレスですよね。胸を張って背筋を伸ばして前傾してアドレスをつくり、脚でしっかり支えて捻転する一連のスイングの動きは難しく、なかなか安定しません。

 

しかし、このスイングも歩くことで安定するのです。まず正しいアドレスには姿勢が重要です。姿勢に気をつけることでアドレスに必要な筋肉が鍛えられます。つまり、姿勢に気をつけて歩くことがスイングの安定につながるというわけです。

 

胸を張って歩くと自然に背筋が伸びてお腹に力が入ります。そうすると顎を引き、お尻を上げてスッと脚を出す歩き方が楽になります。「背筋を伸ばして脚を上げて、、」とたくさんの動作を考えなくても胸を張って歩くだけであとは自然に正しい姿勢になります。

 

この姿勢で歩くとそのまま正しいアドレスに入りやすく、また、じっとしていて急に動くより、歩いていた流れでスイング動作をするほうがずっとスムーズです。私は猫背気味なので特に意識して歩くようにしてから、力強いショットが打てるようになりました。

 

 

グリーン上は歩測で正確な距離を知る

他にもゴルフで歩くシーンといえば、グリーン上でボールからカップまでの距離を測る場面です。この歩測について、私がゴルフ好きの叔父から教わったラウンドの朝イチのパター練習の方法でご説明します。

 

まず、平らな練習グリーンでカップまで自分の基本の歩幅で何歩あるかを計測します。例えば10歩の距離ならパターの振り幅はスタンスをとった右足の外側から左足の外側まで、という具合にどのくらいの振り幅でカップインするかを調べるというわけです。

 

これでその日のゴルフ場のグリーンの速さがわかります。あとは5歩ならどのくらいの振り幅かなど、よく残る距離を調べてそれらのデータから他距離の振り幅を加減します。目安があるとないとではパターのプレッシャーは大きく違います。

 

ピンを中心にボールの反対側からグリーンの傾斜を見ることも大切です。この反対側を見に行く際に、ついでにピンまでの距離を歩測すると良いでしょう。他の人のラインを踏まないようにマークに注意して測りましょう。

 

 

 

まとめ

ゴルフにおいて「歩く」ことは、さまざまなシーンで重要になってきます。ショットとショットの間の行動は、次の1打に大きく影響します。疲れない程度に「歩く」を意識してラウンドし、スコアアップ効果を体感してみてください。ただしアップダウンの激しいコースでは歩きすぎて翌日足が筋肉痛になることもあるので要注意です(笑)!

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