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2018年08月01日 GOLF LIFE 初心者

夏ゴルフの注意ポイント、水分補給にプラスしたい熱中症対策とは?

 

暑い日が続き、毎日何人もの人が熱中症で救急搬送されています。室内でも熱中症になるこの季節、屋外でプレーするゴルフは、いつも以上に対策が必要です。「水を飲んでいるから大丈夫!」と思っていませんか?水分補給ももちろん大切ですが、他に気を付けて欲しいことが3つあります。見てみましょう。

 

 

なるべく日陰で待機して体力を温存すべき

一旦コースに出てしまうと、ほとんど日陰がありません。コースをそれて林の中に入るなどすれば、陰のあるところに行けますが、一打のことですし、スコアを作ろうと思うと、不本意ではない日陰の入り方ですよね。

 

プレー中ずっと太陽の直射日光を浴び続けることは、熱中症を引き起こす危険があります。また、紫外線により、免疫力が落ちたり、活性酸素が増えすぎて、疲労物質が溜まったりする原因になります。

 

そのような事態を防ぐためにも、自分のプレーまでの待機中には、日陰で体力を温存しましょう。

 

前の組がまだいてティーショットが打てない場合も、カートや木陰で休むようにしてください。2打目などのコース上で待つときは、日傘を用意して、自分で日陰を作りだすことも重要です。紫外線の当たる量が格段に変わり、疲れにくくなりますよ。

 

 

 

お昼に着替えられるようにシャツを2着用意

夏のゴルフは、半端なく汗をかきます。私は、身体を動かしているときよりも、動きを止めたときのほうが、だらだらと汗が出てきますので、待機中は冷たく濡らしたタオルで汗を拭きつつ、頭やこめかみや脇などに当てながら過ごしています。

 

気になる人は、着替え用のシャツを、着ているものとは別にもう1枚用意していきましょう。時々、元々のポロシャツの色が分からないくらい汗をかいている人を見受けますが、他人から見て、気持ちの良いものではありません。

 

それならいっそ、さっぱりと身体を拭いて、新しいシャツに着替えると、気分もリフレッシュして良いですね。

 

私の知人で、前半はファイトの赤で、後半は冷静にできるように青のシャツ、と、シャツ1枚で、前後半全く違った印象を持たせるコーディネートをしてくる人もいます。男性でも、コース内で半裸になって着替えるのはマナー違反ですので、必ずロッカー室内で着替えるようにしてください。

 

 

水分だけでなく塩分もしっかり補給しよう

汗に含まれているのは、水分だけではありません。汗を大量にかくことで、水分とともに、塩分やミネラルも奪われてしまいます。そこに水分だけを補給していくと、血液中の塩分・ミネラル濃度が低くなり、かえって熱中症の発症につながってしまう可能性もあります。

 

水分だけではなく、塩分も補給するようにしてください。水1リットルに対して、1~2gの食塩を入れて補給するのも良いですし、塩分を含む飴、タブレットも効果的です。

 

手早く塩分・糖分を補給するにはスポーツドリンクもおすすめです。運動で溜まる乳酸の分解や回復に効果的な、クエン酸、ブドウ糖やショ糖などの当分を多量に含んでいるため、疲労回復に効果的です。

 

しかし、多量の糖分を含んでいるという点で、過剰に摂取することで、「ペットボトル症候群」といわれる、急性の糖尿病を引き起こす可能性がありますので、飲みすぎには十分注意しましょう。

 

スポーツドリンクを薄めて飲むか、スポーツドリンクに比べて、糖分が少なく塩分が多い、経口補水液を飲むのもおすすめです。

 

 

 

まとめ

熱中症の怖さは計り知れません。熱中症までいかないまでも、プレー後に、頭が痛くなったり、気分が悪くなったりした経験を持つ方も、少なくないと思います。日陰を見つけて日差しを遮ることや、水分・塩分補給など、取れる対策は多くあります。是非、快適な夏ゴルフを楽しんでくださいね。

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