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2018年08月08日 GOLF LIFE マナー

プレー中は電話に出る?忙し過ぎるビジネスマンのためのゴルフマナー

 

ラウンドでコースに出ていても、契約の話が進んでいたり、現場が動いていたり、色々な報告や相談などで、仕事の電話がかかってくることもありますよね。しかし、全ての電話に出ていたら、集中力が必要なゴルフにおいて、自分も同伴者も良いプレーが出来るとは思えません。では、マナーを重視するゴルフにおいて、電話にはどのような対応が良いのでしょうか?学んでいきましょう。

 

コースに出る前にマナーモードに切り替え

最初に、コースに出る前に自分の電話をチェックし、マナーモードに切り替えをするようにしてください。

 

いつも通り、音が出る設定にしてしまい、カートに電話を置きっぱなしにして、離れた場所へセカンドを打ちに行くなどの状況のときに、もし電話が鳴ってしまったら、すぐに止めに行けませんよね。そうすると、着信音がコース上に鳴り響くことになります。これが意外と気になってしまうのです。

 

以前、ゴルフをしていたときに、大きな音で携帯電話が鳴りました。4人ともカート道路上にあるカートから降りて、各々のボールのところに行っていましたので、皆が「自分の着信音じゃないよ」と首をひねっており、結局その音は、一人がプレーをしてカートに戻るまで、鳴り続けたのです。私は音が気になり、ミスショットとなりました。

 

あとから、その音は着信音ではなく、同伴者のアラーム設定の音だということに気づき、携帯電話の持ち主が謝ってくれました。電話でもアラームでも、音が鳴ること自体が迷惑に繋がってしまう可能性がありますので、マナーモードになっているか?事前にしっかり確認するようにしてくださいね。

 

 

 

プレー中の電話は休憩中にかけ直すのが大人の対応

では、携帯電話が手元にあるときに電話が鳴ったときは、どうすれば良いでしょう。緊急の用事でない限りは、電話の相手を確認しても、電話には出ずに、休憩中に折り返すようにしてください。

 

気心の知れたプライベートのラウンドの中では良いでしょと思われるかもしれません。確かに、知らない人がいる組よりは、電話に出やすいですよね。

 

しかし、ゴルフは一打一打に集中力を要するゲームです。いつも接している友人でも、非常にピリピリと神経質になり、他人の一挙手一投足に影響を受ける人もいるのです。

 

ハーフの休憩中でなくても、茶店で5分程度の休憩を取る場合であれば、人のプレーを邪魔せず、折り返しの時間は出来るはずです。マナーを守った大人の対応を心がけましょう。

 

 

長電話で同伴者を待たせるのは本当に迷惑

「ちょっとごめん」と言って、プレー中に電話に出る人は、私が一緒に回ったことのある人の中にも、多いです。そのときに、「いまゴルフ中だから、あとで掛け直す」と伝えて切るだけであれば、電話の相手にも気を遣い、同伴者の迷惑になることもありません。

 

しかし、「ちょっとごめん」と言って、そのまま仕事の用件や色々を、話し込む人もいます。その人の順番を抜かして、先にティーショットを打つことは出来るかもしれませんが、その人が打たなければ、カートは先には進めません。

 

いつ戻ってくるのかソワソワしますし、前の組と間が空いていけば、進行を気にしてイライラする人も出てくるかもしれませんよね。

 

私も、お客様に電話をした際に、「いまゴルフ中だけどちょっとなら良いよ」と出られる方もいます。そんなときは、「ご迷惑になるので、後程かけ直します!」と、すぐ切るようにしています。電話の向こうの同伴者の顔が、なんとなく思い浮かぶのです。長話になりそうな場合は、同伴者の気持ちを考えて、すぐに切るよう、対応しましょう。

 

 

 

まとめ

いまや一人一台以上必需品となっている携帯電話。ゴルフのときにも例外はなく、カートに乗せたりポケットに入れたり、持ち歩いている人も多いでしょう。皆が持っているものだからこそ、周りの人のことを考えたマナーが大切です。電源を切る、電話に出ない、出ても長話をしないなど、同伴者、ゴルフ場の方への迷惑にならないよう、心がけて使用するようにしましょう。

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