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2018年10月09日 GOLF LIFE 初心者

ゴルフは安全第一!初心者が林からボールを出すコツとは?

 

ゴルファーにとって、フェアウェイか林かどちらにボールが飛んでいくと嬉しいかと聞くと、ほぼ100%の人が、フェアウェイと答えるでしょう。けれど、そんな希望もむなしく、打ったボールが林の中に入ることも、ゴルフではよくある話。では、打ち込んだのが、練習場のマットの上でも上手く打てないような初心者だとしたら、林から出すコツはあるのでしょうか?調べてみました。

 

 

ピン方向を狙わず一番安全な出口を探す

林からピンの方を見ると、もしかしたら、道が開けているかのように、ピンに向かって道が見えるかもしれません。けれど、木と木の間を抜けて、ピン方向にボールを出すことは、至難の業と思ってください。

 

まずは、一番打ちやすく、安全な出口を探すようにしましょう。そこが例え真横方向のフェアウェイだったとしても、仕方がないです。そのままピン方向に打ち出して、どこかに木に当たってしまい、根本に落ちたり、また別の難しい場所に落ちてしまったりする可能性が、十分にあるからです。

 

私も経験があることですが、林に入れた時点で、一打でも遅れを取り返さなきゃと、短いクラブで、ピン方向にほぼフルスイングで打ったことがありました。

 

まだまだ腕に自信のない初心者のやることは見事に失敗し、強く出た球は、大きな木に当たり、私の頭の上を超えて、更に深みへ……。

 

そこから出すのにまた苦労して、結果的にダブルパーを超える大たたき。初心者のうちはスコアを気にしていませんでしたが、それでも安全に出すよりもかなりの時間を要し、同伴者に迷惑をかけてしまいました。

 

 

 

上手く打とうとせず出すことに集中する

ピン方向が安全で抜けていたとしても、そこは、フェアウェイでもラフでもない、枯れ葉などが散らばった場所になると思います。普段のライと全く違うところで打つことは、プロでも難しいことです。上手く打つということは、捨ててください。トップでも良いので、まずは、そこから出すことに集中するようにしましょう。

 

初心者のうちは、習いたてのことをラウンドで再現しようと、頭をいっぱいにする人もいると思います。私も、そのせいかガチガチに力が入り、余計に失敗するということを繰り返していました。

 

ピンチを感じる状況こそ、力を抜いて、ハーフショットでもクォーターショットでも、「ただ出す」ことだけに、集中してみてください。意外と、いつもよりも当たりよく出てくれるかもしれませんよ。

 

 

邪魔な枯れ葉や小枝は取り除いてもOK

林の中で、いつもと状況が違うのは、下が芝ではなく、土や枯れ葉である、ということです。ボールの様子を確認すると、小枝がたくさん落ちていて、これじゃ上手く打てないよ!と感じるかもしれません。

 

けれど、安心してください。邪魔になる、枯れ葉や小枝のことを「ルースインペディメント」と言い、ハザード内でなければ、取り除いてもプレーが出来るというルールがあるのです。

 

ただ、ひとつ気を付けて欲しいことがあります。それは、枯れ葉などを取るときに、ボールを動かしてはいけないということです。わざとではないにせよ、自分の行為でボールが動いてしまった際は、1打罰が課されてしまいます。

 

また、「ルースインペディメント」に該当しないもの(固定されているもの、生長しているもの、地面に固くくいこんでいるもの、球に付着しているもの)を取り除いた場合は、ライの改善に該当する行為として、2打罰が課されるので、注意してください。

 

 

 

まとめ

打ったボールが林の中に入ってしまっても、決して慌てず、まずは、安全なところに出すことだけに集中しましょう。初心者のうちは、ピン方向に出そうと打っても、上手くいくとは考えないほうが良いでしょう。そのままならまだしも、更に状況の悪いところへ行ってしまう可能性も考えられます。ボールの周りにある、邪魔な枯れ葉や小枝は取り除いてもルール上大丈夫ですので、慎重に出して、安全にプレーを続けてくださいね。

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