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2018年10月29日 GOLF LIFE 初心者

ゴルフ場は歩きが基本、手引きカートのメリットとは?

 

現在は、ほとんどのゴルフ場で4人乗りの電動カートが導入され、歩きのコースはほとんどなくなってしまいました。けれど、ゴルフというのは、もともとは歩きを基本としてプレーされるものでした。その際には、バッグを積んで引っ張って歩く、手引きカートを利用します。では、この手引きカートには、どのようなメリットがあるのでしょうか?見てみましょう。

 

 

カート移動というストレスから解放される

普段使うカートですが、フェアウェイに乗り入れOKと掲げるところはあまりなく、ほとんどがカート道路という、専用道路を走るものですよね。このカート移動、歩きに比べると、意外とストレスが溜まるのです。

 

カートには自走式とリモコン式の2種類があります。自走式の場合には、プレーヤーの誰かが自動車のように、ブレーキ&アクセルを使い運転します。リモコン式の場合は、ボタンを押すと、電動で決められた位置までカートが移動します。もちろん、途中でもう一度ボタンを押して、止めることも可能です。

 

どちらの方式にしても、カート移動の際は、カートから自分のボールに移動、自分のボールからカートに移動するのを、繰り返さねばなりません。

 

カート道は、フェアウェイの真ん中を突っ切るものではなく、右か左か、どちらかに沿っているものです。カート道から距離のある場所へ打ちこんでしまった場合に、直線距離で歩いた方が、絶対早い!と感じることもありますので、そのようなことをストレスに感じる人も多いようですね。

 

 

 

キャディバッグが近くにあると安心&便利

カートから距離を見て、いざ自分のボールの場所へ行ったとき、距離が違った!と、大慌てで引き返す場合があります。既に次の地点にカートを送ってしまっていた場合は、もう最悪!「待ってー!」と、声を上げて走って追いかけなければならないかもしれません。

 

一方、手引きカートには、これが無いことがメリットとして挙げられます。常に自分がキャディバッグを持って歩いている状態になりますので、カートに起こりうることは、無くなります。

 

私が良くやるのは、カートから見てボールがあの位置だから、このクラブか?このクラブか?と、結局5本ほど持って行ってしまうときです。

 

もちろん、初心者のうちは数本持って走れと良く言われますが、結局そのショットに使うクラブは1本なので、必要最低限だけ持っていけると一番良いですよね。

 

手引きカートであれば、ボールの近くから距離を確認し、それに合ったクラブをキャディバッグから出すだけ。全てのクラブが手元にあり、安心で便利と感じることでしょう。

 

以前私が手引きカートでプレーをしたときも、同じように感じました。全部のクラブが手元にあることで、安心して、落ち着いてプレーをすることが出来るのです。

 

 

名門コースでは意外と手引きカートが多い

調べてみて分かったことですが、名門と呼ばれるコースでは、意外と手引きカートでのプレーが多いのです。カートを導入していても、2コースあるうちの1つは手引きカートのみでのプレーと決められていることもあります。

 

名門コースは、場所にもよりますが、フラットで広々しているところが多いようです。カートを使用してあっちこっちとバタバタするよりも、ピンまで直線に、自然の中をゆっくりと歩きながら、落ち着いたプレーをする方が、良いかもしれません。

 

私の知人で75歳の方も、まだまだ現役で、自宅近くの名門コースの会員権を購入し、しょっちゅう、歩き&手引きカートでプレーをしています。足腰の健康のためにも良いし、歩きの方が疲れにくいと、高らかに笑っていました。

 

 

 

まとめ

カート利用でのプレーしかしたことがない人は、一度、歩き&手引きカートで回ってみませんか?カート利用と比べても、直線距離を歩くので、疲れにくいです。全部のクラブが手元にあることで、安心感につながり、自分のペースで落ち着いてプレーが出来るというメリットもありますよ。

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