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2019年03月18日 GOLF LIFE 練習方法

上手くなりたい人はゴルフ場で練習した方がお得なワケ

 

無事コースデビューを果たし、打つのが楽しくなってきた方は練習の機会を増やしたくなると思います。ゴルフの練習といえば練習場、打ちっ放しです。確かにいつでも気軽に練習できる場所は打ちっ放しですが、できればもっとコースに目を向けてほしいところ。そこで今回はゴルフ場で練習するメリットをお伝えします。

 

 

まずはゴルフ場の雰囲気に慣れること

練習場でミスを重ねても「これは練習だからOK」と思うことはありませんか?もちろんその通りで練習である以上、ミスは気にしなくても大丈夫です。むしろ練習場でミスをたくさんして、本番でちゃんと打てることが望ましいといえます。

 

ただ練習場に行く回数が多い人ほどムダにボールを打っている可能性があります。100切りを目指す人の場合、コースで打てるのは99回が上限。200回も300回も打てるわけではありません。練習場の雰囲気に慣れてしまうといざコースに出たときにスイッチが切り替わりにくく、結局同じミスを繰り返しかねないのです。

 

ゴルフ場に行くと「来たぞ!」という感じになり、気が引き締まりますよね。それが本番の雰囲気です。練習場に行く回数を減らして、浮いた時間やお金をコースラウンドに費やすことをおすすめします。練習場よりゴルフ場にいた方が自然になると、ほどよい緊張感を楽しめ、プレーにも好影響をもたらすはずです。

 

 

 

ゴルフ場を巨大な練習場と思うべき

練習場は常に平らなマットの上で打つことができます。また打席にもよりますが、打つときはいつも同じ景色が見えるはずです。ご存知のとおり、ゴルフ場でこの状況はあり得ません。

 

ティーグラウンドは平たんですが、見える景色がまるで違います。飛距離を示す看板もなければ、ボールの飛び出しを防ぐネットもありません。目の前にあるのはフェアウェイ、ラフ、樹木、池、バンカーなど自然のものばかりです。

 

そして打つ前にはティーアップも必要ですよね。自動でボールが上がってくる練習場とは違い、なにもかも自分でやらなければなりません。ロケーションを見て、高さと方向を決めないと、打つことすらできないのです。

 

2打目、3打目も同じことでティーアップの必要はなくとも、基本的に平坦な場所はありません。ラフやバンカーはもちろん、フェアウェイど真ん中にボールを運んだとしても、多少の傾斜があり、それぞれ状況に応じた打ち方が求められます。

 

コースに不慣れな人にとってはゲームとリアルくらいの大きな差があるはずです。ゴルフ場は巨大な練習場と思って、定期的に通いましょう。

 

 

パターの練習ってしていますか?

ゴルフは上級者になるほどパターの難しさを痛感します。逆に初心者はグリーンに乗せるまでを重視しがちでパターは二の次。3パット、4パットでも入ればOKという風潮があります。

 

しかしスコアをよくしたいと思えば、絶対にパターを軽視できず、むしろパターが上手くなるだけで目標の100切りも達成できてしまうのです。

 

スコアの半分は初心者も上級者もプロゴルファーも、スコアの約半分がパター。18ホールすべてにおいてパーオン&2パットで72ですから、わかりやすいですよね。つまりショットの練習よりパターの練習をした方が好スコアにつながりやすいのです。

 

ではパターの練習をどこでやるか?

 

これはゴルフ場以外にありません。自宅にマットを敷いて練習するのもいいですが、できるのはせいぜい1メートル程度の短い距離だけです。ゴルフ場に着いたらパッティンググリーンで転がり具合をしっかり確かめてから、コースに挑みましょう。

 

パターに集中すればするほどゴルフが上手くなり、スコアもよくなります。

 

 

 

まとめ

練習場は基礎固めには有効ですが、覚えたことや身に付いたことがそのままゴルフ場で通用するわけではありません。日本国内で英語を覚えても、海外でまったく役に立たなかったりしますよね?実際に行ってみないとわからないこと、体験できないことはとても多いものなのです。

 

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