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2019年08月19日 GOLF LIFE 初心者 マナー

ゴルフ渋滞をみんなで解消!時間のロスを埋めるポイントはこの3つ

 

プレーファーストが推奨されるゴルフでは「なるべく早く」が基本です。とはいえ、せっかくのコースラウンドですから、じっくり楽しみたいという人も多いことでしょう。そこで今回は効率よくプレーするための「急ぎポイント」をまとめてみました。

 

 

打つ前よりも打ったあとに急ぐべき

しつこいほど何度も素振りを繰り返したり、クラブを取りにカートに戻ったりなど時間のロスを生むようなシーンに出くわすことは珍しくありません。ゴルフ場には上級者から今日がコースデビューという初心者までさまざまな人がいるため、俯瞰で眺めていると早い人と遅い人の違いがよくわかります。

 

特に初心者はコースでのプレーに慣れていないせいもあり、打つ前の動作はどうしても遅くなりがちです。ただココを急かし過ぎると、ゴルフが嫌になってしまう可能性があるため、多少のことは目をつぶるべきかもしれません。

 

指摘してもストレスになりにくいのは、打つ前より打ったあとです。たとえばミスショットのあとにその場で素振りしながら「なんでダメだったんだろう」と考え込んじゃう人っていますよね?これこそ時間のムダなので、さっさと歩き出して次の準備をした方が効率的です。

 

打つ前に走ると息が荒れてしまいますが、打ったあとに走っても次のプレーまでに落ち着くことができます。ゴルフは打つたびに前に進んでいきますから、少しでも後ろの組との距離を空けるようにプレー後の動作を急ぐようにしましょう。

 

 

 

OKパットを沈めようとしていない?

競技でなければ「OKパット」として、50センチくらいの短い距離を打たずにホールアウトすることはよくあります。もちろんこれは自分で決めることではなく、同伴者によって認められた上で成立する行為です。

 

問題なのはOKと言われたのにもかかわらず、そのボールを打ってカップに入れようとすることです。OKパットはプレーの時間短縮という理由があるため、それをわざわざ打ってしまってはまったく意味がなくなってしまいます。たとえわずかな時間だとしても、全員が18ホールOKパットを打っていると、コツコツ積もったロスは大きいものです。

 

OKと言われたら打たずにボールを拾いましょう。とても普通かつ当たり前のことですが、意外と打っている人が多いんです。

 

 

パターは次のホールでしまいましょう

同じグリーンで言うと、ルール改正によりピン(旗竿)を立てたまま打てるようになったため、抜いて差すという作業もほとんど見られなくなりました。

 

グリーン上に立っているときは目の前のプレーに集中するせいか、あまり後ろの組を意識しないことが多いかもしれません。ただ逆の立場になると、グリーン上のプレーの遅さにイライラすることも少なくなく「早く終わらないかな」と心の中でつぶやいていたりします。

 

とはいえゴルフはグリーンに乗せたあとが大事ですから、打ち急ぐ必要はなく、むしろ確実にカップインさせるようなプレーをするべきです。3パット、4パットと入らない方が時間がかかりますからね。

 

無事カップインしてグリーンを去るときですが、パターをキャディバッグにしまうより先にカートを移動させることが望ましいです。カートがグリーンの近くにある以上、後ろの組の人たちは打つことができません。

 

パターを持ったままカートに乗り、次のホールでしまう方が効率的で、全体的なプレーの進行を妨げずに済みます。

 

 

 

まとめ

とにかく急げばいいというわけではありません。自分のペースを崩さない程度にちょっとの工夫で時間のロスを減らすことができますコースにいる人たち全員がプレーを楽しめるように気遣いをお忘れなく。

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