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今さらだけどゴルフ場にTシャツはなぜNGなのか?

 

ゴルフといえばポロシャツが定番アイテムですが、それ以外の選択肢が見当たらないというのも不思議な話だと思いませんか?たとえばTシャツなんかがそうです。でもゴルフ場でTシャツは絶対NG。そのワケとは?

 

 

Tシャツでゴルフができたら楽なのに

若い人、特に男性の普段着といえばジーパンにTシャツの組み合わせです。部屋着にも外出するときにも使える便利ファッションですよね。また誰がどのタイミングで着てもそこそこおしゃれに見え、なおかつリーズナブルというのは大きな魅力です。

 

一方、ポロシャツというとちょっとおじさん臭いイメージかもしれません。スタイリッシュに着こなせばポロシャツにチノパンでもかっこよく見えますが、なにも考えずに使ってしまうと週末のおじさん感は否めません。

 

で、今も昔もゴルフ=ポロシャツです。ゴルフ練習場はTシャツで全然OKなのに、ゴルフ場に行くときはなぜかポロシャツの一択に限定されてしまいます。ゴルフショップを覗いてみても、ポロシャツのオンパレード。色も種類も豊富で目移りします。アウターとしてはベストやパーカーもありますが、ゴルフのメインはポロシャツなんです。

 

Tシャツ派のみなさんはポロシャツじゃなければ、ゴルフデビューしてもいいかなと思っているかもしれませんね。

 

 

 

重要なのは襟があるかないかということ

ポロシャツとTシャツの一番の違いは襟があるかないかです。Tシャツに襟を付ければ、それはもうポロシャツと言っても過言ではなく、なんちゃってポロシャツを着ていても、遠目に見られている分にはバレないはずです。

 

さて、はじめて襟を意識したのは中学校入学と同時に着たというか着るしかなかった学生服かもしれません。襟との付き合いは高校卒業まで続き、大学入学と同時に一旦解放され、就職活動で再会しました。

 

学生のときはいまいちピンときませんでしたが、社会人になってからは襟の有無で人の印象がガラッと変わることに気づきました。ビジネスや冠婚葬祭ではもちろん、良識ある大人が集まる場において襟は欠かせないものなのです。襟を正すという言葉があるように、襟=規律・マナーの象徴ということなのかと。

 

ゆえに大人の社交場であるゴルフ場でポロシャツというのは当然の選択なのかもしれません。就活の面接にリクルートスーツを着ていくようなものです。

 

 

同じポロシャツでも少しずつ変化が

ポロシャツを着るのがゴルフ場の常識として、男性と女性ではドレスコードに少し差が出てきています。男性の場合、昔と変わらずシャツの裾を外に出すのはNGですが、女性だとデザイン的に外に出すべきものは出してもOKというドレスコードがよく見られます。

 

女子プロのウェアを見ればよくわかりますよね?プロがそのように着ているのだから、ゴルフ場で許可しないわけにはいかないのです。

 

時代によってファッションは異なるのと同時に進化し続けています。むしろファッションが時代を作っているような気もします。ポロシャツが急にTシャツになることは考えにくいですが、同じポロシャツというカテゴリでもデザインに個性が出てきたり、よりカジュアルでおしゃれなものが登場してくるのは間違いないでしょう。

 

あとはそれが普及してゴルフ場に認められるかどうかですが、時代の流れとしてはどんどん寛容になっていく方向だと思います。ただ現状はTシャツレベルのカジュアルな服装は認められないというドレスコードを守るのが、常識的な大人の判断です。

 

 

 

まとめ

まだまだ堅苦しさの残るゴルフウェアですが、ゴルフ場の中と外でオンオフの切り替えを楽しむのがベターです。練習場と同じ格好でコースに出ても、緊張感のないプレーになってしまいそうな気がします。ルールと同様にマナーも自分に厳しくなければいけないゴルフだからこそ、まずは服装からビシッと決めた方がいいのかもしれませんね。

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