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2016年07月07日 GOLF LIFE 競技方法 初心者

今さら聞けないゴルフの話「ハンデ」ってなに?

 

「ハンデいくつ?」など、ゴルファーなら一度は耳にしたことがハンデという言葉。

 

ハンデとはハンディキャップのことですが、なんとなくわかっているようで実は詳しくしらない人も多いのではないでしょうか?


そこで今回はハンデについて、意味や具体的な使い方を説明します。ハンデが理解できれば、明日からのゴルフライフが変わるかもしれません。

 

 

ハンデでゴルファーの腕前がわかる

 

ひとことでいえばハンディキャップ(以下、ハンデ)はゴルファーの技量を示す数値です。


ハンデが小さいほどゴルフが上手く、逆に大きいほど下手ということになります。


具体的にはハンデ0はスクラッチゴルファーと呼ばれ、プロ並みの実力者。ハンデ1〜9はいわゆるシングルプレーヤーで上級者のこと。ハンデ15~20 はアベレージゴルファー、スコアでいえば100前後の平均的な腕前となります。

 

では、どうやってハンデが決まるかというと、公的な効力を持つオフィシャルハンデはJGA(公益財団法人 日本ゴルフ協会)やPGS(公益財団法人 日本パブリックゴルフ協会)、あるいは会員権を購入してゴルフコースのメンバーになり、既定回数分のスコアカードを提出することが条件になります。その後の査定により、スコアと技量が認められればオフィシャルハンデを取得できます。


つまり、ゴルファー全員がハンデを持っているわけではなく、初心者の場合は縁遠いものに感じられるのかもしれません。

 

しかし、オフィシャルハンデとは別に略式ハンデというものもあり、略式ハンデはレベルを問わず誰でも得られる機会があります。

 

 

ハンデでゴルフコンペが盛り上がる

 

ゴルフをはじめて、最初にハンデを意識するのは職場や仲間内のゴルフコンペだと思います。

 

ゴルフは実力がスコアに表れやすいスポーツです。初心者が急に上手くなってアンダーパーを記録したり、上級者が急に下手になって大叩きするようなことはまずありません。そのため、老若男女、初心者から上級者までさまざまなタイプの人が集うゴルフコンペでは、全員がプレーを楽しめるようにハンデによるスコア調整をするのが一般的です。

 

このときに使うハンデを略式ハンデといいます。

 

略式ハンデは新リペア方式などやや複雑な計算によって算出するほか、過去の実績によって主催者が決めていく方法もあります。実際のスコアをグロススコア、グロススコアからハンデを引いたスコアをネットスコアとし、正式な順位はネットスコアで決められますが、それとは別にベスグロという実際のスコアだけで賞典を設けることもあります。

 

一例を挙げれば、ハンデ20の人が18ホールでスコア95を記録した場合、グロススコア95、ネットスコア75となり、技量に応じてハンデ分の下駄を履く形になります。

 

コースデビュー間もないような初心者だと、最大36 のハンデがもらえたりするため、上位入賞の可能性も十分に出てきます。ハンデによって参加者全員に優勝のチャンスが生まれ、パーティーでの結果発表も大いに盛り上がるわけです。

 

 

スコアカードに書かれているハンデとは?

 

ところで、普段使っているスコアカードにもハンデの記載があることにお気づきでしょうか?


1~18番ホールの各ホールにハンデ(HDCPの表記)があり、その数値はホールごとの難易度を示しています。HDCP18が最もやさしく、数値が小さくなるほど難しくなり、HDSP1が最も難しいホールという意味です。


スコアカードのHDCPを見ながら、ここはかんたんだからバーディー狙い、ここは難しいからボギーでも十分というような判断ができます。

 

ティーグラウンドについたらヤーテージだけでなくHDCPもチェックして、プレーの参考にしてみてください。

 

 

まとめ

いかがでしたか?


ハンデはゴルフの技量を示す数値でありながら、コンペなどにおいてゴルフを公平に楽しむためにも活用できる便利なものです。


練習の成果が出て、実力と自信がついてきたら、次はオフィシャルハンデの取得にチャレンジしてみましょう。

 

 

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