ゴルフがやりたくなるWEBマガジン

ドライビングレンジがあるゴルフ練習場、いわゆる打ちっぱなしですが、ゴルフの世界はここから広がっていきます。慣れてしまえば気軽に行ける練習場も、はじめは戸惑うことも多いはずです。

ということで、出かける前にクラブ以外に持っていくものを一度整理しておきましょう。

ゴルフ用の服装とシューズで本番に近い状態に

練習場に明確なドレスコードはありませんが、他のスポーツと同様に動きやすい服装がいいです。

できれば実際のコースラウンドと同じか近い服装が望ましく、一番おすすめなのは機能性に優れたゴルフウェアです。練習用のゴルフウェアを一着用意しておくと便利かもしれません。

シャワールームや更衣室のある練習場であれば着替えることもできます。

たまにスーツ姿の男性や長いスカートの女性を見かけますが、明らかに打ちにくそうですし、ちょっと浮いてしまっています。

また、練習中のゴルファーの足もとを見ると、ゴルフシューズ以外では普段履きのスニーカーやウォーキングシューズがちらほら目に入ってきます。

もちろんゴルフシューズ以外でも打つことはできますが、コースに出るときにスニーカーは履かないですし、ルールとしてゴルフシューズしか履けないというのが正しいはずです。

スイングにおいては下半身、特に足もとの感覚がとても重要です。足もとが安定していないと、アドレスはもちろん、テークバックからインパクト、さらにフォローやフィニッシュまでスイング全体に歪みが出てしまいます。

距離感やライなど環境面で練習場とゴルフ場の差はどうにも埋まりませんが、服装とシューズは自分次第。練習と本番が同じ服装であれば、緊張しにくく、練習通りのいつもの感覚でプレーできると思います。練習といえども、本番を想定した準備を心がけましょう。

動画なら一目瞭然！カメラでスイングチェックを

上手く打てたときも、そうでないときも自分がどういうスイングをしているか気になるものです。

友だちや先輩と一緒に練習すれば、後ろや横から見てくれるかもしれません。

しかし、人が見たものを自分で確認することは不可能です。細かいアドバイスを受けても、ピンとこない人の方が多いのではないでしょうか。

そこで役立つのがカメラです。

高性能なコンデジやビデオカメラを持っていかなくても大丈夫です。普段持ち歩いているスマートフォンでも、動画撮影はもちろん、スローで再生確認できるカメラアプリもあります。一人のときは小さめの三脚を立てて、邪魔にならないように真後ろから撮影しましょう。

動画を見れば自分のクセが一発でわかります。

動画と一緒にスイングの印象や球筋などのメモも残しておきたいところです。

頭の中のイメージと実際のスイングを近づけながら、ナイスショットの再現性を高めることが上達の近道です。

また自宅に戻ってから動画を再チェックすることで、次の練習のテーマも決まりやすくなります。

クラブを磨く、道具のメンテナンスまでが練習時間

上手い人ほど道具を大切にします。特にクラブを見ればその人のレベルがわかるというほど、道具の手入れには個人差が出るものです。

メジャーリーガーのイチロー選手がグラブやバットなど自分の道具を大切にしている話は有名ですよね。

料理人なら包丁、ミュージシャンなら楽器、ゴルファーならクラブです。

それも1本や2本ではありません。

打ち続けていればボールの打痕やヘッドの汚れ、シャフトに手垢が付いていることもあります。その程度の汚れでスイングに支障がでるわけではありませんが、大切なのは道具に対する気持ちです。

次回の練習のときも、きれいなクラブの方が気分よく打てるはずです。

練習場でできる道具のメンテナンスは練習終わりにクラブを磨くことくらいですが、1本1本汚れを落としているうちにグリップやシャフトの破損に気づいたり、スイング向上のヒントが思い浮かぶこともあります。

汗拭きタオルとは別にクラブを磨く布も持っていきましょう。

まとめ

いかがでしたか？

初日はこのくらいで十分ですが、練習場に通う回数が多くなるほど、練習グッズや小物など持ち物は増えていきます。念のため最後に付け加えておきますが、グローブだけは忘れないようにしてください。

手が滑ってボールではなくクラブを飛ばしてしまうと、赤面するほど恥ずかしい思いをします。

それでは忘れ物ゼロで、楽しく練習しましょう。