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2016年09月05日 GOLF LIFE 初心者 マナー

オナーは誰?ティーはどこ?ティーグラウンドでのルールとマナー

 

待ちに待ったコースデビュー。広いコースの中、最初に立つのはスタートホールのティーグラウンドです。

練習場のようにただ打てばいいというわけでなく、ティーグラウンドにはティーグラウンドのルールとマナーがあります。

 

スタート前にバタバタ慌てないためにも基本を押さえておきましょう。

 

 

スタートホールはクジ引きで打順決め

 

ティーグラウンドで最初にティーショット打つ人をオナー(honor)といいます。

野球でいうところの先頭打者ですが、ゴルフの打順はスタートホールのみクジ引きで決定します。

 

スタートホールのティーグラウンド横には銀色のスティックが入っている入れ物があります。

そこから1本抜いて、刻印が1本だったら1番目でオナー、2本だったら2番目というように打つ順番を決めます。

 

2ホール目以降はクジ引きではなく、前のホールのスコアがよかった順に打っていきます。

上手な人であれば、ずっとオナーが続くこともあります。

レディースティ(赤ティー)のようにティーポジションが異なる同伴者がいる場合は例外で、通常は距離の長い方(後ろの方)から先に打ちます。

 

と、一般的には上記の通りですが、競技大会でもない限り、打つ順番は自由です。

 

ジャンケンで決めたり、初心者から先に打ったりと同伴者との認識が一致していれば問題ありません。

たとえばトイレに行きたい場合は一番最後に打つ、流れを変えたいので一番先に打つなど、そのときの状況に応じてパターンを変えることもあります。

 

 

ティーアップは無駄なくスマートに

 

ストレッチや素振り以外に打つ前に行うのがティーアップです。

ドライバーならロングティー、アイアンやフェアウェイウッドならショートティーを地面に差してボールをティーアップします。

 

ティーグラウンドにはティーマーカーと呼ばれるスタート位置を示す目印が対になって設置されています。

ティーを差せるのは2つのティーマーカーの間、さらにティーマーカーを結ぶ線より後方、2クラブレングス以内のエリアです。

 

差す位置によってコースの見え方や狙える場所が変わるため、こういう感じで打つという

イメージを固めてからティーアップした方が、ボールを思い通りに運びやすくなります。

よくわからない場合は同伴者に聞くか、とりあえず真ん中に差しておきましょう。

 

実はこのティーアップの所作でゴルフの上手い下手が大体わかってしまいます。

いかに短時間でスマートにティーアップできるかどうか。

ティーアップでもたつくのはカッコ悪いだけでなく、その後のリズムやテンポにも影響してしまいます。

 

 

隣りに打ち込んだら「フォアー!」

 

打ったあとはボールの行方を確認しましょう。

フェアウェイであれば大丈夫ですが、深いラフや林の中などはロストボールになりやすいです。

ボールを探す時間を省くためにも、木や標識など適当な目印を見つけておくことが大切です。

 

もし左右に大きく曲げて、隣りのコースに打ち込んでしまったときはすぐに「フォアー!」

と大きな声を出し、他のプレーヤーに合図します。

キャディさんや同伴者が合図してくれることもありますが、事故防止のためにも打った本人が誰よりも先に行動しましょう。

 

明らかにOB の場合は打ち直します。

OB またはロストボールの可能性がある場合は暫定球として、もうひとつボールを打っておきます。

ただし、前進4 打(プレイング4)などの指示がある場合はそれに従ってください。

最後に自分のティーを拾うことをお忘れなく。

 

自分以外のときはどうしているかというと、これから打つ人のティーショットを見ることになります。

 

待機する位置は打つ人の邪魔にならないように配慮が必要です。

近寄り過ぎるのはもちろん、真後ろに立つのもよくありません。

アドレスやテークバックのとき、真後ろの人影は意外と気になるものです。

当然、打ち終えるまでは声や音を出すこともNG です。

 

 

まとめ

いかがでしたか?ティーグランドだけでもやるべきこと、考えるべきことはいろいろあるものです。

ゴルフはスタートでつまずくと、調子が戻らずスコアも崩れやすいです。

ルールとマナーを守りながらナイスショット!快適なスタートを切りましょう。

 

 

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