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2016年09月26日 GOLF LIFE 競技方法 マナー

ピン(旗竿)はいつ抜く?マーカーはどこ?グリーンでのルールとマナー

セカンド、サードショットをなんとかクリアして、グリーンにナイスオン。この達成感がゴルフの醍醐味かもしれません。ところで、グリーンに乗せればもう安心と思っていませんか?

 

ゴルフが難しくなるのはグリーンに乗ってからで、カップに入るまでは油断禁物です。そこで今回はグリーンにおけるルールとマナーについて説明します。

 

 

カラーはまだグリーンに乗っていない

 

グリーンの周囲は芝の高さが違うカラー(エッジ)と呼ばれる部分になっています。見た目の色も違うため、実際に近づけばすぐにわかるはずです。ショットの距離が少し短かったり、逆にちょっとオーバーしてしまうとここにボールが残りやすくなります。


ピン(旗竿)にどんなに近くてもそこがカラーである以上、まだグリーンには乗っていません。ということで、もう1打頑張る必要があります。


では、グリーンとカラーの境目にボールがある場合はどうなるのでしょうか?


正解はグリーンに乗っているものと見なされます。ボールがほんの少しでもグリーン側に接触していればグリーンに乗っているということになります。微妙なときは同伴者に判断を仰ぎましょう。


カラーにボールがあるときは、グリーン上と違ってマークしてボールを拾い上げることはできず、その状態のまま打つことになります。グリーン上ではないため、ウェッジなどパター以外のクラブで打つこともできますが、距離を考えればパターを持つ人がほとんどのはずです。芝の抵抗も考慮して、少し強めに打つのがポイント。奥に下り傾斜がある場合は、オーバーして反対側のカラーに行かないようにしてください。

 

 

マーカーはボールのすぐ後ろに置くこと

 

無事グリーンに乗ったあとで、一番先にしなければならないのがマークです。目印となるマーカーをボールのすぐ後ろに置くのがルール。それまではボールに触れたり、拾い上げることはできません。


これを誤ると1 打罰のペナルティーになってしまいます。


他の人と同一ライン上で自分の方がカップに近い場合はひとこと断った上で、パターのヘッド長さまたはそれ以上を横にずらしてマークします。自分が打つときにはマーク、ボールの順に元の位置に戻すことを忘れないようにしましょう。


打つ順番はカップまでの距離が遠い人からが基本です。3 パットしないよう、正確にカップを狙ってください。


ボールとカップの距離が50cm くらいになったとき、同伴者に「OK」と言われることがあります。いわゆるOK パットですが、距離がほとんどないため、入る見込みでそう言われます。その場合、打たずにボールを拾い上げることができます。ただし、スコアは1 打足してください。ボギーパットがOK だからといってパーにはなりません。

 

 

全員が乗るまでピン(旗竿)は抜いちゃダメ

 

全員がグリーンに乗せるまでピン(旗竿)を抜いてはいけません。ガードバンカーやアプローチの人がいるときはまだそのままです。特に強めに打ったときなどはピン(旗竿)に当たらず、チップインのチャンスを奪うことになります。


誰が抜くというのは特に決まっていませんが、ピン(旗竿)の近くにいたり、手が空いていれば自主的に動きましょう。そして、抜いたあとはグリーン上の邪魔にならない場所に横倒しにしておきます。

待っているときのマナーとして一番大切なのは、同伴者の誰かがアドレスに入ったら動かないことです。打つ人からすれば、ちょっとした影の動きも気になるものです。おしゃべりはもちろん、咳払いやくしゃみもなるべく我慢しましょう。


全員カップインしたら、最後にピン(旗竿)をしっかり差し込み、元の状態に戻しておきます。斜めになっていると、後ろの組が正しくピン(旗竿)を狙えなくなってしまいます。ショートホールや後ろの組が迫っている場合は手を上げて、ホールアウトの合図を送るようにしてください。


立ち去る前にグリーン周りを確認し、ウェッジなどクラブの置き忘れがないか、一通りチェックしましょう。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?スコアの約半分がパッティングと考えれば、グリーン上で過ごす時間は思っている以上に長いはずです。逆にグリーン上で上手くプレーできれば、スコアもよくなり、ゴルフをもっと楽しめます。ルールとマナーに気をつけながらナイスイン。次のホールに弾みをつけましょう。

 

 

引用元記事

GOLF LIFE

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