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初心者がコースデビュー前に覚えておきたいゴルフボールの基礎知識

 

いよいよコースデビューというとき、必ず買わなければならないのがゴルフボールです。でもゴルフボールには種類がたくさんあって、どれを選ぶべきか迷ってしまうはずです。そこで今回は初心者ゴルファーにちょうどいいボール選びについてまとめてみました。

 

ディスタンス系とスピン系という2つの特性

ゴルフボールを大別するとディスタンス系、スピン系という2種類に分けることができます。

 

ディスタンス系はドライバーでの直進性と飛距離を求める人向けなのでスピン量はそれほど多くなく、逆にスピン系はアイアンショットでのスピンコントロール、意図的にボールを曲げて打ちたい人のために生まれました。

 

ディスタンス系は直進性を重視しているため、プロゴルファーみたいにグリーンに落ちたボールにバックスピンをかけて戻すようなショットがしづらくなります。

 

一方、スピン系は自分でショットをコントロールしたいゴルファーが好んで使用しています。

 

これらの特性は、ゴルフボールが入っている箱の裏や横にちゃんと記載されているので、自分のレベルやイメージに合わせて選ぶことが大切です。

 

 

 

お財布にやさしいロストボールとは?

初心者はとにかく曲がらない方がいいということで直進性重視のディスタンス系がおすすめです。

 

選ぶべき特性がわかったところで、気になるのはその値段です。一口にボールといっても安いものから高いもの、メーカーだってたくさんあります。特にはじめて買う人はたかがボールでこんなに高いのか、と驚くかもしれません。

 

ゴルフボールって小さい割に意外と高いのです。

 

で、よくあるのが高いお金を払って買ったボールが朝イチのティショットで林の中に消えて行くことです。曲げれば曲げるほどボールを見つけにくく、そのままサヨウナラという例も少なくありません。

 

ということで登場するのがお買い得のロストボールです。

 

ロストボールはあちらこちらのゴルフ場で林や池に入ってしまったボールを回収して再利用したもので、簡単にいうと中古ボールのこと。

 

値段は新品に比べて圧倒的に安く、初心者はもちろん上級者の練習用としても人気があります。もちろん最低一度は打っているボールですから、痛み具合には差があります。言ってしまえばロストボールでも汚いほど安く、新品のようにきれいなものはちょっと割高になります。

 

とはいえお店で打っているロストボールはちゃんと磨かれているので、見た目に汚いというものはないと思います。ロストボールは箱ではなくたくさん袋詰めされていて、セール品のワゴンに入っているかレジ横に置いてあることが多いです。

 

まだ慣れないうちは、ボールはなくすものと考えて、最初はロストボールで十分だと思います。

 

 

練習場のボールは飛ばない&曲がる!?

練習場のボールはレンジボールともいい、お店で販売しているボールよりかなり簡単な構造になっています。

 

打ちっ放しと呼ばれる練習場では大量のボールが必要になるのでそんなに高いものは使えません。練習場に行けば確かに目の前にいっぱいボールが落ちていますよね。安いボールだからたくさんの人が打っても、次から次へとボールが出てくるわけです。

 

ただ安いボールだけに飛びにくく曲がりやすいというデメリットがあります。練習場で上手くいかないという人は腕だけでなくボールのせいでもあるのかもしれませんね。

 

でもそのレンジボールで上手く打てるようになれば、本当に上達してきたという証拠です。いいボールで打てばもっと真っ直ぐ、もっと遠くに飛ばせる可能性があります。

 

 

 

まとめ

ロストボールでなければ、今はどのボールにも対象となるヘッドスピード、打感、弾道からスピン量まで細かく表示されています。これからどんどんゴルフが上手くなってボール選びにこだわるようになれば一人前のゴルファーです。そうなるまでは、なくしても気にならない安いボールで思いっ切り打っていきましょう。

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