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2018年03月03日 GOLF LIFE 初心者

まさに大人の通信簿、ゴルファーを虜にするスコアの魔力

 

学生時代のテストや通信簿、仕事の売上や成績など、私たちは結果や評価を明確に表す数字に敏感です。ゴルフにもスコアカードという、その日のゴルフの成績を表した通信簿があります。この通信簿の数字は、少なければ少ないほど良いのですが、なかなかそうはいきません。ゴルファーがスコアにこだわる理由や、スコアカードの保管について、今回は大人の通信簿事情をみていきましょう!

 

 

ゴルフのスコアは打数+罰打数で決まる

ゴルフは各ホールにパー数という、何打でゴールすれば良いかの目標数が定められています。距離に応じてパー3、パー4、パー5とありますが、打数は少なければ少ないほど良いというわけです。スコアへの執着はこのパー数が設定されていることに始まります。

 

実際にボールを打った数がそのままスコアになるのですが、ペナルティ分が加算されることもあります。ペナルティ=罰打数は、例えば空振りはプラス1打、コース外や池にボールが飛んでいった場合はプラス1~3打などルールで決まっています。

 

できるだけ失敗をしないように、少ない打数で確実にゴールを狙うとなると、難しいですよね。でもそれがゴルフの醍醐味なのです。上達の目安となるこのスコアを縮めるために、ゴルファーは奮闘し、ゴルフにハマっていくのです。

 

私も最初は、ゴルフを楽しむというよりスコアを数えるのに必死でした。1ホールで10打近く叩くのは当たり前、そのうえ罰打数が加わるともう数えられない!なんてこともありました(笑)

 

 

 

あせらず少しずつ、縮まるスコアでゴルフを楽しむ

最初はそんな感じでスコアどころではないのですが、徐々に落ち着いてプレーできるようになり、スコアカウントも楽になってくると、パー数に近い打数でゴールしたいと思い始めます。

 

よく聞く100切りというフレーズは、アマチュアゴルファーがまず目指す、全18ホールのトータルスコアを100以下にするという目標のことです。ちなみに全ホールをパーであがった場合のトータルスコアは72です。

 

各ホールをパーより2打近くオーバーしても大丈夫という計算になるので、100切りなんて簡単なのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。ところがこのスコア100の壁は厚く、なかなかすぐには崩せません。私は4、5年かかりました。

 

でもそれまでの少しずつスコアが縮まっていく道のりは一喜一憂、とても楽しいものです。ゴルフは長く続けて楽しむスポーツです。一気に結果を出そうと練習に励んでも、ラウンドの回数を重ねなければどうしても上手くなれないポイントもあります。

 

徐々にスコアが安定して減っていくのを数字でみるということは、上達したことがハッキリとわかり、モチベーションにつながります。その頃には、スコア意外のたくさんのゴルフの魅力にもすっかりハマっているのですが(笑)

 

 

大人の通信簿、スコアカードは保管しておこう

通信簿同様、悪いスコアは見たくもない!忘れてしまえ!という気持ちになってしまいがちです。しかしゴルフは反省こそ上達への近道、スコアカードはミスと原因、改善点を拾うのに重要な記録です。

 

ホームコースのスコアカードは前回のラウンドと比較しやすく、修正が容易になります。勉強する時に、繰り返し同じ問題集を解いた方が力がつきやすいのと同じです。

 

全てのスコアカードを保管しておくのは難しいかもしれませんが、よく行くゴルフ場のスコアカードは残しておいた方が良いでしょう。反省点や修正ポイントが見つけやすく、成長記録にもなります。

 

私もコースデビューや100切りしたとき、チャンピオンコースに挑戦など記念になるスコアカードは残してあります。後々みるのもおもしろいですよ。ちなみに私の初ゴルフの通信簿は、叩きすぎて途中でスコアカウントできなくなり、トータルスコア空白というまさかの結果でした(笑)

 

 

 

まとめ

ただダラダラ続けていてもハリがない、ゴルフはスコアという成績のバロメーターがあるからこそ、大人がハマるスポーツなのです。成績が良くなれば嬉しいですし、努力の結果がハッキリと数値で表されるのは気持ちが良いものです。新たな自分の成長に、大人の通信簿、集めてみませんか?

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