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2018年04月28日 GOLF LIFE 初心者 マナー

「いいね!」が止まらない、ゴルファーに褒め上手が多いワケ

 

ゴルフは基本4人でラウンドするスポーツです。みんなが同時に打つのではなく、ピンに遠い人から順に打っていくのですが、ボールの行方を右、左など方向で教えてあげたり、「ナイスショット」や「ナイスアウト」など、声をかけたりして進んでいきます。多くの人が「ナイス」と声をかけてくれるため、自分では納得いかないショットでも、気分が良くなって楽しくなる場面が多々ありますよ。

 

 

など表面的な交流に疲れている人は多い

Facebookやインスタグラムなど、SNSで交流を持っている人も多いと思います。しかし、最初は新鮮で楽しかったそのような交流も、だんだん時間が経つにつれ、特定の人しか更新しなくなり、だんだんと面白みがなくなってしまうということは、ありませんか?

 

私の場合も、登録したての頃は自分の投稿につく「いいね!」が嬉しくて、毎日のように更新を続けていました。しかし、いいねやコメントの数を常に気にしたり、友達の投稿に毎回コメントを残したりすることに、疲れてしまいました。

 

最近では、目を通さなくてもアップされた記事にはとりあえずいいねを押すような、「作業」としてのSNS交流を続けていました。

 

月に1回程度に減らした自分の投稿に、毎回コメントをくれる友達の投稿にはコメントをしようと思っていましたが、それもコメントを強要されている気分になってしまい、まさしく「SNS疲れ」を体感していました。

 

 

 

ゴルフは「ナイス!」と褒められる頻度が高い

ゴルフは一人ずつショットをしていきますので、同伴者に自分のプレーを見守られます。

そして、ショット一回一回に、声をかけあって進行していきます。

 

「ナイスショット」「ナイスパー」「ナイスオン」……など、聞いてみると、頭に「ナイス」とつけて、声をかけるタイミングが多いのです。

 

私が初めてラウンドしたときは、声をかけあうことを知らなかったので、驚きました。

 

ぽこんと当たっただけのドライバーショットに対しても、「うんうん、ナイスショット」と笑顔で言われ、「ナイスじゃないよ」と拗ねたように言葉を返してみましたが、「前に飛んだからいいんだよ」と、また笑顔で返されました。そのとき、ゴルファーにはなんてポジティブな人が多いんだろうと驚いたのを良く覚えています。

 

いまでは私も、(ピンからは遠いけど)「ナイスオン」、(バンカーから出ただけだけど)「ナイスアウト」など、同伴者に声をかけることができるようになりました。

 

ナイスでなくても、ほかの人にナイスと言われると「まぁいいか」と良い気分になることも多々あります。ゴルフはこのように、ナイスと褒められることが非常に多いスポーツです。

 

 

自分との戦いよりチームワークを大切に

ゴルフは同伴者がいて、組になってラウンドするスポーツですので、一人が例えばスコアに固執しすぎて、それがうまくいかず楽しくない気持ちで回っていると、ほかのみんなも気を遣って楽しくないと感じてしまうことはなんとなく分かりますよね。

 

確かにゴルフは自分との戦いであり、自分と向き合うスポーツであるという一面もありますが、同伴者がいる以上、団体のスポーツとも捉えられます。

 

うまくいかないことに苛立ち、プレーが雑になっている可能性もあります。実際、自滅のように、スコアを崩していった人を、私も何人も見ています。みんなで声をかけあい、楽しい気分でのびのびとプレーをしたほうが、良いスコアで上がることができるかもしれません。

 

もしスコアが自分の目指すところに届かなかったとしても、「今日は楽しかった」で終われれば、次に繋げることもできると思います。

 

 

 

まとめ

SNSの独特とも言える交流に疲れてしまった人は、多くいると思います。ゴルフは、SNSとは違い、本当の交流ができる場所だと私は思っています。私は、最初はただのラウンドの同伴者だった人でも、その中から一生付き合っていけるような気の合う仲間が、何人も見つかりました。褒め上手になることは、ゴルフ以外の生活においても人生を変えるかもしれません。是非ゴルフに触れて、楽しい生活を送ってくださいね。

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