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2018年05月24日 GOLF LIFE 練習方法 初心者

手元を再チェック!スイングに違和感があるならグリップの見直しを

 

ゴルフが難しいといわれる理由は、ゴルフスイングは複雑で、身体がなかなか動きを覚えられないからです。スイングの動きをインプットするために、毎日1000球打つツアープロがいるのも納得です。私たち素人が、クラブを握る度に毎回同じスイングができないのも当然です。同じようにスイングしているつもりでも上手くいかず、「前回のゴルフと何が違うのだろう?」という時の多くは、グリップを見直す必要があります。

 

 

ある日突然訪れる謎の違和感で大混乱

クラブが違和感無く振れるようになり、ボールにクリーンにヒットする感覚がつかめると、楽しくなって練習にもより一層励むようになりますよね。しかしある日突然、スイングに違和感を覚え、ボールがまともに当たらないという事態が発生することがあります。

 

これは、いつもと同じように振っているつもりでも実際はできておらず、ゴルフ初心者でなくともベテランでさえ起こり得る事態です。ボールを置く位置を変えて、前傾の角度を見直してみても一向に改善せず、ますます分からなくなって事態は悪くなるばかりです。

 

私も今まで何度もこの違和感からの大混乱に見舞われ、グリップを見直すことに気付かずに時間とボールを無駄にしました。私たち素人はこの違和感を解消しようと、躍起になって打って、さらに大混乱を招くというわけです。

 

上級者やプロでさえ、ある日突然おかしな癖が出ることは多々あります。この謎の違和感に襲われたら闇雲に振るのではなく、一度クラブを置いて休憩しましょう。何度かその場でジャンプしてみるのもリセットするのに良いといわれています。

 

 

 

慣れてくるほどグリップはテキトーになりがち

ゴルフを始めてしばらくは、最初に習ったことを忠実にひとつひとつ再現しながら取り組みますが、時間が経つとうっかり忘れてしまったり、はしょってしまったりすることもありますよね。

 

とにかくおかしくなったらまずは一呼吸置いてリセットし、初心に返って一からアドレスをつくってみることです。そうなった場合、最初に行う動作がグリップです。実は大半の違和感の原因が、このグリップにあるといわれています。

 

ゴルフでは腕とクラブは一体となり、肩から動かすイメージでクラブを振ります。グリップの握る位置や角度が少しズレたり、握力が強すぎたりするだけでスイングに大きな影響があります。

 

手元の1センチのズレが、肩からクラブの先までの距離になると何倍ものズレを生みます。ズレたクラブに当たったボールは、さらに何十倍もズレた方向に飛び出すわけです。スイングばかり意識して、適当に握りがちなグリップこそ、見直す必要があるのです。

 

 

正解は一番最初に教えてもらったグリップ

では、さらなる混乱の原因となる、グリップの間違った見直しについて触れておきます。例えば、スライスボールが出ていると、「ウィークグリップが原因だからストロングに握れば良い」と人から言われたり、その逆を言われたりすることもあります。

 

しかし、そのように途中でゴルフのグリップを見直すことが、より混乱を招いてしまうのです。ストロングに握ると今度はフックボールが出たり右手に力が入ってしまったり、膝が伸びたりで結果、上下左右にボールが飛び出し大混乱になるのです。

 

元々キレイに当たっていたわけですから、正解は、一番最初に教わったグリップを丁寧に再現することです。フルスイングをせずに、ハーフスイングで正しいグリップで振っていれば、必ず違和感は払拭されていきます。

 

結局、手に力が入りすぎてガチガチに握ってしまうと、スイングは上手くいきません。一度グリップを見直したなら、肩や肩甲骨、足のウェイトなど、違うところに意識を持っていけば、手に力が入りすぎず自然に振ることができます。

 

 

 

まとめ

ゴルフは一度上手に打てたとしても、安定して同じスイングを毎回再現することは難しく、そのズレの原因はわずかに違うグリップにあることも多いのです。ゴルフで違和感を覚えたり初心を怠ったりした時は、グリップを見直す時です。急がば回れ、最初のグリップに立ち戻り、安定したスイングを取り戻しましょう!

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