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2018年05月27日 GOLF LIFE 初心者 マナー

スロープレーはマナー違反!初心者のためのゴルフ時短術とは?

 

ゴルフのラウンドは、前半9ホールと後半9ホールに分かれていて、それぞれ約2時間30分を目安に回るのがマナーです。このくらいのペースでホールアウトしなければ、後ろの組がどんどん詰まってきてしまいます。コースデビューに向けて、本番ラウンドで焦らないように、今からスロープレー防止のためのマナーアップ対策を練っておけば安心ですね。では、そんな初心者のためのゴルフ時短術をみていきましょう!

 

 

待っている人は打つ人より時間を長く感じる

ゴルフ場では、前の組がティーショットでボールを探している間や、グリーン上でホールアウトするまでの間、安全確保のためスタート時間がきても打たずに待機する、グリーンオンする可能性がある場合は打たない、という場面は多々あります。

 

また、同組メンバーの中でもショットまで時間が掛かる人もいます。「待ちチョロ」というゴルフでよく聞く言葉は、自分の打順を待っている間に調子が崩れて、トップしたりダフったりでボールがチョロっと前に動くだけの当たりになってしまうことをいいます。

 

次の組や次の打者は、待ち時間をとても長く感じるものです。待ち時間は素振りをして身体を動かしたり、コースマネジメントをしたりして時間を有意義に使い、イライラしたり身体が固まってしまわないように、マイペースに過ごす工夫をしましょう。

 

一組進行が遅れると、その後の組、そのまた後の組とどんどん詰まり、全体に影響を及ぼします。ゴルフ場から後の組を先に行かせたり、ボール探しを中断するよう指示されたりすることもあるので、スロープレーはマナー違反と覚えておきましょう。

 

 

 

早く打てるようにルーティンを決めておこう

かといって、次の打者に気を使いすぎて焦って早打ちをしたり、急いでホールアウトしようと適当にパッティングしたりしては、余計に打数がかかる結果になることは目に見えていますね。

 

周りに迷惑を掛けないように、ゴルフ初心者がスロープレーを避けるマナーアップ方法は、スイングのルーティンを決めることです。ルーティンとは、いわば「お決まり」のようなもので、ゴルフにおいては重要視されています。

 

ツアープロでも例えば、一度肩を上げ下ろししてからグリップをする、膝を屈伸させてからテイクバックするなど、自分なりのお決まりルールから自然にスイングに入るようにしている方は多いです。

 

ルーティンを決めて日頃から練習時も流れでやっておくと、スムーズにスイングに入ることができ、考えすぎて固まることもなく、いつもの練習どおりのプレーができるというわけです。初心者の方もすぐに真似できる、簡単で最善なマナーアップ方法ですね!

 

 

移動中や待機中に次のプレーを考えること

ゴルフでスロープレーを回避するマナーアップ方法は他にもあります。ホールからホールへの移動中や打順を待つ間に、次のコースのレイアウトを見てマネジメントし、いちいちカートに取りに帰らずに済むように必要な番手を持って行動することです。

 

初心者のうちは狙った落としどころにボールを運ぶのは難しいものです。カート道から遠いところからバンカーへ、なんてことも多々あります。コースレイアウトを見て、OBしそうな場合はボールを余分に持ち、クラブも数本持って移動しましょう。

 

1ショット打ったらクラブを持って走る、という具合で私もファストプレーを心掛けています。ダラダラしたスロープレーは後の組の方にも悪感を与えてしまいますが、一生懸命走っている姿をアピールしておけば、多少進行が遅くても許してもらえることでしょう。

 

カートの発進を遅らせないように、臨機応変にクラブを片付けたり、次の番手と入れ替えたり、最後の打者が乗りやすい位置を空けておくなど、細かなことの積み重ねでもスロープレーは回避できます。ゴルフに必要な先読み力を身に付けましょう!

 

 

 

まとめ

他人を気遣うゴルファー精神を持ってすれば、自然にスロープレーを避けるマナーは身に付きます。また、練習をある程度積んで、迷惑を掛けない程度に打てるようになってからコースデビューすることも大前提です。時間を掛けて丁寧にスローライフならぬスロー練習をし、本番は焦らずスムーズにファストプレーを心掛けましょう!

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