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2018年06月14日 GOLF LIFE 初心者 マナー

1打で信用を失う!?スコアをごまかしたらゴルファー失格

 

ゴルフは“自己申告”のスポーツです。パーをバーディとごまかす人はあまりいませんが、ダブルボギーをボギー、トリプルボギーをダブルボギーなど、堂々と過少申告(かしょうしんこく)をする人は、私も見たことがあります。ペナルティを受けたのに、さも受けていないようにふるまうなど、ごまかしは多数ありますが、それをすることで、周りの人の信用を簡単に失うかもしれません。

 

 

同伴者は見逃してもゴルフの神様はお見通し

「あっ、この人いま、スコアをごまかしたな」そう思う場面に、一日に何回も遭遇したことがあります。しかし、そこを指摘して、空気が悪くなるのも嫌なので、倶楽部競技などのマーカーでない限りは、私自身はなるべく指摘をしません。

 

ゴルフは自己申告のスポーツです。

 

その概念があるため、同伴者である自分が咎めることはしませんでした。

 

でも……“ゴルフの神様”はお見通しなんです。「えっ、神様なんているの?」と笑う人もいるでしょう。私自身は、大自然の中でゴルフをする以上、空にも芝にも池にもバンカーにも命があり、神様がいると思っています。

 

プレーをしてみると分かりますが、コースに出ると、練習場通りにショットが出来ることは、ほぼありません。地面は平らではないですし、様々な箇所にハザードが作ってありますし、風とも戦わなければなりません。そんなとき、運の力を使って、手助けしてくれるのが、ゴルフの神様だと思っています。

 

神様は、きちんと見ています。

 

正直な行いをする人のロングパットでは、最後の一転がりをスッと風で押してくれるかもしれません。スコアをごまかす人のティーショットでは、風で曲げて林の中へとボールを追いやるかもしれません。

 

上記はものの例えですが、きちんと“見られている”ことを、意識するのが良いですね。

 

 

 

スコアのごまかしは自分にウソをつくのと同じ

勘違いなどではなく、意図的にスコアをごまかした場合、その人はウソをついたことになります。そして、同伴者に対してだけではなく、自分自身にウソをついたことと同じです。

 

嘘をつく人間を、あなたは信用できますか?嘘をついてベストスコアを出した人間を、あなたは称賛できますか?

 

スコアが悪くても、命を取られるわけではありません。もし組の中でスコアを競っていても、次に勝てるよう多くの練習を積めば良いと思います。

 

そのひとつのウソで、仲間が去っていく可能性があることを、十分理解してください。ゴルフの神様だけではなく、周りの人たちも、意外と他の人のことを見ていますよ。

 

 

下手でも正直にプレーすることが信用につながる

初めから上手い人はいませんし、上手くとんとん拍子に腕をあげていっても、途中でつまずくことがあるのがゴルフです。

 

「あれ、昨日まで上手くいってたのに」首をかしげる人も少なくない世界なんです。それでも、明日に繋がるゴルフをしようと、あきらめず腐らず、正直にプレーすることが大切です。

 

ゴルフがいきなり上手くいかなくなりスコアがまとまらなくなることは、きっと、ほとんどの人が経験しています。ラウンド中にそうなって、ダフりやトップを繰り返しても、優しく見守ってくれる人が多いはずです。

 

恥ずかしいことはありません。スコアをごまかすことの方が、よっぽど恥ずかしいと分かってください。

 

「バンカーで4回も打って、乗ったと思ったらあげく3パット…12も打っちゃった、やんなるなぁ~」くらいの方が、ごまかしがなくて良いですし、みんな「次はがんばろうよ」と、肩を叩きやすくなります。信用を持ってプレーをし、腕を上げていくことで、さらなる信頼に繋がります。

 

 

 

まとめ

スコアのごまかしは、同伴者だけではなく、自分に対しても嘘をつくことであり、絶対にやってはいけません。たった1打で無くした信用は、もう戻らない可能性だってあるんです。魔がさしてスコアのごまかしが頭をよぎったとしても、下手でも仕方ない、正直に行くことが大事!と言い聞かせて、綺麗なプレーをしましょうね。

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