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2018年06月26日 GOLF LIFE 初心者 マナー

グリーン上のマナーを頭にメモ、抜いたピンはどうすればいい?

 

以前はゴルフといえば、一組に一人の“キャディ”が帯同し、プレーヤーの進行をスムーズにさせる役割を担っていました。具体的には、ショット時のクラブを渡す、ピンを抜く、ラインをしめす、ボールを拭くなどお世話をしてくれます。しかし、セルフプレーが当たり前になった昨今、全てを自分たちで行う必要があります。今回はその中でも、抜いたピンをどうすればマナー上良いのか、見てみましょう。

 

 

必ず全員がグリーンオンしてからピンを抜く

まずは基本的なマナーです。全員がグリーンオンをしたのを確認してから、ピンを抜きます。グリーン上からパットを打つ場合、ピンにボールが当たると基本ルールでは2打罰になってしまうため、必ずピンを抜きましょう。

 

ボールが乗った位置がカップから遠く、ピンを抜いてしまうとカップが見えなくなる場合もあります。その場合は、同伴者がピンを立てたままにして、ボールを打ってから、ピンを抜いてもらうようにしてください。

 

これをする場合は、ゴルフの基本ルール的には、同伴者であってもプレーヤーがパットを打った後に、許可なく勝手にピンを抜いたり触ったりすると2打罰が与えられますので、プライベートラウンドの際は問題ないと思いますが、初対面の人や接待などで回る場合、抜く側と打つ側で、触っても良いか確認を取っておくと良いでしょう。

 

ピンを抜くのは、カップに一番近い所にボールがある人がする方が良いでしょう。遠い人が抜きに行ってしまうと、行って戻ってと少し時間がかかりますので、スムーズなプレーに繋がりにくくなります。

 

 

 

抜いたピンはラインを邪魔しない場所に置くこと

最初にピンを抜いたとき、どこに置いて良いか迷ってしまうと思います。全員がまだパットが残ってプレーが継続中の場合、ピンを抜いたら、グリーンの外に静かに置くようにしてください。

 

ロングパットを狙ってオーバーするなどしてしまったとき、抜いて置かれたままのピンにボールが当たると、プレーヤーに2打罰がついてしまいます。このことから、グリーンの外であっても、プレーヤーのライン上にピンを置くことはやめましょう。

 

打つ前に取り除いて置かれているピンは、動かしても罰はありませんが、皆がパットに集中するためには、あらかじめ誰の場所からも当たらない位置を探し出すことも大切です。

 

最初のうちはそんなところ分からないと思うかもしれませんが、難しいことはなく、同伴者の動きを見ていれば、自然と分かってきますから大丈夫です。

 

 

ホールアウトしたらピンを真っ直ぐ根元まで差しもどす

同じ組の中で、最初にホールアウトした人が、ピンを持ちましょう。全員がホールアウトしたら、真っ直ぐ根元まで差さったのを確認してから、その場を離れましょう。

 

いかに後ろの組が間近に迫っていて慌てていても、根元まで差さないでいると、強い風が吹いたときにピンが倒れてしまう危険性があります。後ろの組の目印もなくなってしまいますし、バターンと倒れることでグリーン上の芝を傷つけてしまう可能性があるため、しっかりと確認してください。

 

また、これはセルフプレーだけでなく、キャディ付でも同じです。キャディは皆のクラブを持ったり、ボールを拭いたりの仕事が忙しいため、プレーヤーがピンを持つことで、その作業が早く上手くいくことが多いです。

 

以前私が、滅多に行けない接待用の高級コースでプレーをした際、他の男性プレーヤーがピンを持ったのを見て、私もと「ピン持ちます」と声をかけると、「レディーに持たせるわけにはいかないです!」と断固拒否されました。

 

それはあまり無い例ではありますので、基本的にはセルフであってもキャディ付であっても、ピンの扱いに気を付けてくださいね。

 

 

 

まとめ

ゴルフにはマナーがありますが、初心者のうちは、なにが良くてなにが悪いかなど、分からない場合が多いと思います。特にグリーン上はプレーヤーのボールが一番接近する場所になりますので、気をつけなければ罰を受ける可能性も高いです。同伴者の動きを見て、分からなければ聞いてみて、実践してくださいね。

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