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2018年07月13日 GOLF LIFE 初心者 マナー

ゴルフ場の砂に負けない!初心者が心得るべきバンカーの流儀

 

ゴルフコースデビューをすると、池やバンカーというハザードに直面します。できれば避けたいところですが、コースデビューあるあるではかなりの高確率でバンカーにボールをとられることになります。そんなときにもルールとマナーを心得ていれば落ち着いてプレーでき、バンカー脱出が容易になることでしょう。では、バンカーにハマったときの3つの心得をみていきましょう!

 

 

レーキを持って低い位置から入ること

バンカーの砂は硬かったり柔らかかったり、形状も深かったり浅かったりとさまざまですが、どんなバンカーにも共通していえる流儀のひとつが、浅い位置から入ることです。バンカーの外周にあたる壁の低いところです。

 

例えば高い壁から砂場に降りるとどうなるでしょうか。自身の重みで砂の形状が変わりますね。形状が変わったことでボールが動いたり、ボールの周りの砂場が変化したりすることを防ぐためです。

 

また、打ったあとはボール跡と足場と足あとを平らに均さなくてはいけません。レーキを取りに行く時間を短縮するためと、万が一レーキにボールが当たってしまわないようにレーキを持って入り、邪魔にならない位置に置きましょう。

 

これで余計な心配なく、バンカー脱出のショットにだけ集中できますね。他のプレーヤーに迷惑を掛けないように、コースデビューからバンカーマナーを癖付けておくのは良いことです。バンカーに入っても「勉強!勉強!」と前向きにとらえちゃいましょう(笑)!

 

 

 

ソールはNG、慌てず1打目で脱出を

バンカーショットで最も気をつけたいことは、ソールを地面に触れさせないように構えることです。うっかりいつものように地面にソールをつけてアドレスしてしまったり、テイクバックの際に砂に触れてしまったりすると2打罰というペナルティを科されてしまいます。

 

2打というとかなり厳しいですよね。これは、ソールが地面に触れてOKにしてしまうと、砂場を打ちやすいように変形させることができてしまうからなのです。例えばボールの手前を掘ると抜けやくなりますよね。

 

ということで、慌てずに落ち着いてソールを浮かせて構えることを覚えておいてください。そしてバンカーショットの基本といわれる手前の砂を爆発させるように、又は砂をすくうように最後まで振りぬくイメージで見事脱出を図りましょう!

 

もし失敗しても決して焦らず、しっかりボールを見て腕と身体を一体にして振りぬいてください。私も1打で脱出できなくても焦らずに「練習!練習!」「バンカーは得意」と自分に言い聞かせて打っています(笑)。

 

 

打ち終わったら砂を均して元通りに

先程ご説明したとおり、バンカーショットのあとはレーキを使って砂場を元通りの平らな形状にもどさなくてはいけません。均さなくては、あとからバンカーにハマったゴルファーのボールがバンカーのディポッドに入ってしまいます。

 

さらに、そのまま雨が降って地面が固まれば水溜りができたり壁が崩れたりする恐れもあります。ゴルフ場はゴルファーがつくるといわれているほど、マナーが重要だということです。

 

また、他のゴルファーに配慮することがゴルファーの礼儀です。常に後の人のことを考えてプレーしましょう。コースデビューからこれらの礼儀やバンカーの流儀を身に付けておけば、コンペや接待でも困ることはありません。

 

しかし、例えばグリーン周りのバンカーにハマってしまい後続組を待たせているときなどは、同伴プレーヤーがバンカーを均しておくと申し出てくれたら素直にお願いしてプレーファーストを心掛けることも大事です。ショットは焦らずに、他で時短を心掛けましょう!

 

 

 

まとめ

バンカーではソールをつけない、焦らないと覚えておきましょう。落ち着いて行動すれば、足場に気をつけてバンカーに入り、レーキで元通りに均す配慮は自然とできるはずです。バンカーに入っても、1打で脱出できなくても「練習できる!」と前向きに考えて苦手意識を持たないように、コースデビューから自己暗示をかけちゃいましょう(笑)。皆様のご健闘を祈ります!

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