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2018年08月17日 GOLF LIFE 初心者

ゴルフの超基本、つま先下がりの打ち方はコレで完璧

 

ラウンドをしてみると、練習場と違い、足元が平な場所はほとんどと言って良いほどありません。平でまっすぐなフェアウェイが続くゴルフ場があっても、フェアウェイをキープし続けられるとは限りません。みなさんが苦手なのは、つま先下がりですか?つま先上がりですか?この記事では、つま先下がりの打ち方をまとめてみました。

 

 

右に出やすいため少し左方向をねらおう

つま先下がりのライでいつも通りに振っても、傾斜が影響して、いつも通りの球は出ません。つま先下がりではスイングが縦振りになりやすく、スライスが出やすくなります。

 

このようなライで打つときには、あらかじめボールが右に曲がることを想定して、目標よりも少し左を狙って打ちましょう。

 

上手くイメージが出来ないという方は、ハンドルを左に切るイメージを持つと良いでしょう。フォロースルーを右手で加速させて両手をターンする感覚を持つことで、成功確率をぐんとアップさせることが出来ますよ。

 

私も色々とイメージをして、練習場のマットを片方剥がして、寄せて傾斜を作り、その上で練習したこともありました。

 

しかし、結局のところ練習場のマットの上では、本番の斜面を想定した練習が上手く出来なかったため、実践しながら上達していくことが大切だと思います。

 

 

 

腹筋に力を入れて前屈姿勢を意識しよう

足元が平でないライのときは、テイクバックからインパクト、フォロースルーまでの一連の動きの中で、前屈姿勢を崩しては、良い球は打てません。

 

止まっている球に対して、インパクトで元の場所に戻すと思えば、前屈姿勢が崩れてしまうと元に戻りませんので、当然ですね。

 

では、前屈姿勢をキープするには、どうすると良いでしょう?それには、腹筋にしっかりと力を入れて、意識し続けることが大切です。

 

腹筋に力を入れることで、上半身が暴れず、きちんと元の場所にクラブヘッドが返ってきますので、良いインパクトが迎えられます。

これは、つま先下がりだけでなく、どんなライでも同じですね。

 

私もこれを知ってから、どんなときも、腹筋を意識してスイングするようにしています。今まで腹筋を鍛えてこなかったため、力を入れても外見からは分かりませんが、スイングが少し安定したような気がしています。

 

腹筋を少しでも今から鍛えようという方は、同時に背筋を鍛えることもお勧めですよ。スイングに必要な「体幹」が鍛わりますので、より安定したスイングを生み出すことが可能になります。

 

 

下半身の動きを抑えてコンパクトに打とう

いつものようにフルスイングをしてしまうと、足元が不安定なライのため、バランスを崩してしまい、インパクトでヘッドが戻ってこない恐れもあります。

 

飛距離を稼ぎたい気持ちも十分あると思いますが、「ここは我慢」と自分に言い聞かせ、下半身をしっかり止めて、コンパクトに振りぬいていくことが重要です。

 

私も、ゴルフを始めた頃は、飛距離のない自分はセカンドでコンパクトになんて打てない、と思い込み、つま先下がりの悪いライで思い切りフルスイングをしたことがありました。

 

結果、チョロどころか、まさかの空振り……。1打で少しでもグリーンに近づけようとしたところ、1打が1ヤードも近づかない、全くの損になってしまいました。

 

その経験があるからこそ、いまは、悪いライでは飛距離を考えず、フェアウェイの真ん中に出し、3打目で狙っていく、という攻め方が出来るようになりました。人間欲が出ることは仕方ありませんので、それをどう経験や知識で抑え込むかも大切ですね。

 

 

 

まとめ

「せっかく飛距離が出たのにライがつま先下がり」という場面は、ゴルフ場でラウンドするのにおいて、良くあるシーンです。そんなときは、欲張らず、次の1打が打ちやすい場所に出すことを心掛けてください。スライスが出やすいため、左を狙って打つことも大切です。決して大振りせず、腹筋に力を入れながら、コンパクトに振りぬいてみてくださいね。

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