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2018年09月04日 GOLF LIFE 初心者

ゴルフ初心者は数字に執着しちゃダメ、スコアの原因を探るべき

 

ゴルフラウンドでは18ホールを何打であがったかというスコアが、いわば成績であり腕前の指標となります。ゴルフ歴○年やラウンド回数○回では、ゴルフが上手かどうかは計れません。そんなわけでどうしてもスコアに執着してしまうのもわかりますが、数字にこだわるよりも何故そのスコアになったのかという原因を探ることが、スコアが縮まる結果に繋がります。

 

 

テストの点数と同じく結果だけを気にしやすい

ゴルフではホールごとに打数を数えてカードに記入するので、このスコアという数字に自然と執着するのも仕方ありません。初心者のうちはとくに、結果が全てのテストのようにスコアが悪いとひたすら落ち込むこともありますよね。

 

私もそうでしたが、スコア100切りという目標を掲げている方は余計にスコアが気になることでしょう。「あと○打で120は切れたのに」「あの1打さえなければ110だったのに」と、数字で頭がいっぱいになってしまいます。

 

私も今はスコアの結果よりも、例えばドライバーが良かった、パターが悪かったというように、喜ぶ点と反省点に目がいくようになりましたが、数字よりも内容が頭に残るようになるには何年もかかりました。

 

1回のラウンドはその日で終わりではなく、次のラウンドへ続く大事な1歩です。コースが変わってもラウンドの内容は活かせます。ゴルフというのは本当にテストに似ているかもしれません。

 

テストの内容をきちんと復習すると、次のテストに活かせるのと同じことです。ゴルフも結果だけにとらわれず、間違いを反省して学ぶ姿勢が大切です。では、反省点の見つけ方をみていきましょう。

 

 

 

なぜそのスコアになったのかという原因を探るべき

まずは、その日のラウンドを振り返ってみましょう。例えば全体的にアイアンは上手く打てたがドライバーやウッドが右に行く、前半は好スコアだったのが後半になって崩れた、などその日の自分のプレーの印象です。

 

すると、自分の癖やウィークポイントがみえてきます。短いクラブでは長いクラブほど影響がでていないだけでスライス系のスイングになっている、体力やスタミナにどうやら問題がありそうだ、など数字とプレーが結びついてきます。

 

スコアの原因がわかると、練習すべきポイントやコースの攻め方の改善点が明らかになります。上記の場合はスイングの軌道修正や、そもそも右を向いて打っていないかなどの方向性の確認、体力づくりやなるべくカート道に沿ったラインを攻めるなどです。

 

なぜそのスコアになったかという原因から、問題点、修正方法までを自分で考えて気付くことでさらにゴルフへの理解が深まります。スコアを良くする秘訣はスコアにあるということですね!

 

 

ミスをスコアカードにメモしてプレー後に振り返る

私も先輩ゴルファーから教わりましたが、スコアカードの空きスペースにミスをメモしておくと、プレー後に振り返りやすいのでおすすめです。どこのホールでどんなミスをしたかを書き留めます。

 

例えば第1ホールで右にOBしたら「右OB」、最後のホールでバンカーにはまって脱出するのに5打かかったら「B5」などです。他にもパターの数を各ホール記録しておくのも、2パットで入れようと意識できるので記入している方は多いです。

 

ラウンドでは大抵、前半の9ホールと後半の9ホールの間に昼食休憩があります。その際にスコアカードを見直し、数字ではなくミスを振り返りましょう。スコアが悪かったと落ち込んでいるより、改善点を模索すれば後半は持ち直せるかもしれません。

 

練習に行く時にスコアカードを持参すれば、どんなミスをしたのか振り返りやすくなり、練習すべき点が明確になりますね。前回のラウンドとの比較もできます。自分の成長をスコアよりも内容で捉えられるようにもなります。

 

 

 

まとめ

スコアを見て一喜一憂するのもゴルフの醍醐味ですが、成長するためには結果にばかりとらわれていてはいけません。数字に執着すると、焦ったり力んだりしてさらに大叩きしてしまいます。そうするとスコアを数えるのも大変です。落ち着いてプレーするためにも、スコアの内容分析をしてミスの原因を追究することが大切ですね。

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