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2018年09月21日 GOLF LIFE 初心者

今さら聞けない!ゴルフ初心者が目指している100切りってどういう意味?

 

ゴルフを始めてしばらくすると、「100切り」という言葉を耳にしませんか?私も「ゴルフ初心者ならとりあえずは100切りを目指しなさい」と先輩ゴルファーに言われました。この「100切り」は、ゴルフコースをラウンドしたときのスコア、つまり何回ボールを打ったかという打数を100回以下にするということです。では、ラウンドをイメージしながらこの100切りについてみていきましょう!

 

 

100回打つ前に18ホールのプレーを終えること

例えば私の初ラウンドのスコアは約145です。途中で数え切れなくなったので「約」がつきます(笑)が、145回ボールを打ったというわけです。1ラウンドは18ホールのコースを回ることです。

 

1ホールごとにティーショットからカップインまでプレーして、趣向の違う全18ホールのプレーを終えたときのトータルの打数がスコア、つまり成績となるわけです。100切りとはスコア100以下、100回打つ前に全ホールのプレーを終えることです。

 

一般的なほとんどのゴルフ場では、18ホールはトータルPar72になるように距離に応じてPar3、Par4、Par5と3種類に分かれています。それぞれのホールのPar数でカップインするとスコア72となり、かなりのゴルフ上級者というわけです。

 

各ホールをPar数プラス1打のボギーで上がったとしたら、スコアは90、プラス2打のダブルボギーならばスコア108です。つまり、ボギーペースで回れるようにならなくては安定した100切りは難しいということになりますね。

 

 

 

初心者憧れのスコア目標であり脱初心者の目安

例えば私の約145から120台へスコアを縮めるのは容易いものでした。そもそもいくら初ラウンドとはいえ140叩く人は私くらいかもしれません(笑)。パニックでほぼまともに打てない状態から、下手でもボールが前に進む状態になればこの20打はすぐに縮まります。

 

しかし、そこから先が難関です。初心者にはまず120切りの壁があり、次に108切りの壁があるのです。100切りを達成できれば脱初心者というイメージ、ゴルフ初心者にとってはいくつも壁を乗り越えた先にある憧れのスコアというわけです。

 

何度かラウンドを経験した方はおわかりでしょうが、120の壁を越えるにはまず2桁叩くホールの数を減らさなければなりません。ハーフラウンドを60以下のスコアで回るのはなかなかハードです。連続して同じミスを繰り返さないようにリカバリー力が必要です。

 

さらに、スコア108のダブルボギーペースで回れるようになったところから、100切りに持っていくにはノーミスで回れるようなスコアメイク、安全で的確なショットが要求されます。初ラウンドから考えると果てしない道のりに思えますが、近道はあるのでしょうか。

 

 

OBと3パットを回避できれば100切りの可能性大

100切りの近道といえば、欲張って飛ばそうとして起こるミス、OBをださないことがひとつです。ゴルフ初心者のうちは練習に行ってもとにかくドライバーを打ちたくなりませんか?少しでも遠くへ飛ばしたい気持ちはわかりますが、ミスが生まれる原因ですよね。

 

飛ばすことよりも曲げないこと、安定した飛距離をだすことがスコアメイクにつながります。安全な距離を打てば、OBで罰打を受けることもなく、フェアウェイ以外の厳しいラインから打って次のショットにも影響して結局何打も損をするなんてこともありません。

 

3パットをしないというのも、100切りの近道です。各ホールで1打ずつパット数が減れば1ラウンドで18打も縮まります。私もこの2パット作戦でいっきにスコアを縮めました。110台からの100切りは、パットを意識すれば達成がみえてきます。

 

安定したドライバーショットが打てるということは他のショットも安定し、2パット圏内に寄せられるということはグリーン周りも上達しているはずです。100切りの可能性が見える頃には、脱初心者からいっきに上級者へ駆け上がれることでしょう!

 

 

 

まとめ

1ラウンドを100打以内で回る通称100切りは、ゴルフ初心者の憧れの目標です。私も最初は1年以内に100切り達成!なんて思っていましたが、結局何年かかったことやら(笑)。目標があるとラウンドで意識することや練習方法も定まってきますので、具体的な100切りという目標を掲げることは大切ですね。

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