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2018年09月24日 GOLF LIFE マナー

知らぬは恥、ゴルフ練習場における暗黙のルール3つ

 

ゴルフを始めていきなりゴルフ場へ行く方は少ないでしょう。まずは皆さんゴルフ練習場へ通われます。ゴルフ練習場の受付方法やボールの出し方などは施設によってさまざまです。初めてひとりで行くとルールがわからず戸惑ってしまうこともありますよね。私は以前ゴルフ練習場で働いていましたが、働き始めてからゴルフ練習場には暗黙のルールがあることに気付きました。その一部をご紹介します。

 

 

空いているときは前後で一打席以上空けること

ゴルフ練習場では受付時に、空いている好きな打席を選ぶことができます。時間や曜日、季節によっては、満席で打席が空くのを待たなくてはいけないこともありますが、逆に空いているときは1フロアに数人しかいないなんてこともあります。

 

そんな空いているゴルフ練習場で打席を選ぶときに、暗黙のルールがありまです。それは、既に使用されている打席があれば最低でも前後1打席は空けることです。打席の空き状況をみると、見事に1打席ずつ空けて人がはいっていることもよくありました。

 

混雑時や友人同士であれば気にならないはずの打席の間隔ですが、空いていると事情が違います。前後に人がいようが毎回必ず決まった打席に入られる方もおられましたが、大抵の方は自分も気になるので空いているときは1打席以上空けられます。

 

他人が真後ろや真ん前の打席に入ると「他にも空いてるのに」となぜか気になるものです。空いていると静かなので前後の人の動きや音が混んでいるときよりも気になる、初心者の方では見られている感が嫌だという方もいらっしゃいます。

 

 

 

打球に自信がないときは端の打席を選ぶこと

そんな「人に見られたくない」「周りに迷惑を掛ける」と打球に自信がないときは、空いている端のほうの打席を選びましょう。練習場では中央付近の打席は視界が開けていてピンや目標までの飛距離が測りやすく人気ですが、反対に端の打席は空いています。

 

ゴルフ初心者の方は自ら「人がいないところがいい」と端の打席を選ぶことが多く、自信がないときは端の打席という暗黙のルールがつくられているのかもしれません。そういったわけで端の打席では人目を気にせず練習できます。

 

ミラーを見ながらフォームをじっくり研究したり、他ゴルファーに感化されて無理なクラブを振ったりせずに自分の練習に取り組めます。私もシャンクやチーピンで曲がった球しか打てなくなったときは、恐ろしくて人のいない端の打席にしか入れませんでした。

 

長尺クラブを振るときなども狭い打席では危険を伴います。クラブの扱いや振ったときのスイングプレーンなども慣れるまでは気をつけなくてはいけません。調子が悪いときの練習や初心者のうちは暗黙のルールに従った方が安全ですね。

 

 

ナイスショットでもミスでも声を出さないこと

若い世代にもゴルフが浸透し始めて、連れ立って練習する若者も増えました。初めての練習場で賑やかに盛り上がっている彼らも、次第に暗黙のルールに気付き始めます。静かに集中して練習する周りのゴルファー達とその視線に、声をひそめ始めます。

 

ゴルフの練習をする人はもう立派なゴルファーです。他人に配慮するゴルファーとしての心得を持って当たり前とされます。他人が不快に感じるであろう行動はNGです。周りに聞こえるような大声をだすのは危険を周知するときなどに限ります。

 

ナイスショットではしゃいでしまう、ミスショットで思わず声をあげてしまうなどすると、何かあったのかと周囲を困惑させてしまいます。また、独り言にも注意したいですね。私も無意識でつぶやくことがあるので気をつけます(笑)。

 

独り言や独特の動きなどは、前後の打席の方には気になってしまうものです。「後ろの打席の人の大きな独り言が気になる」「前の打席が騒がしい」など打席の変更を訴えてくるお客さんも多かったので、くれぐれも声のトーンには気をつけたいものです。

 

 

 

まとめ

ゴルフ練習場では走らない、大声をださない、打席ボックスの後ろを通らない、お絞りでクラブを拭かない、通路に物を置かないなどルールやマナーはたくさんあります。これらのマナーも暗黙のルールで守り、大人のスポーツといわれるゴルフを楽しみたいものですね。

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