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2018年10月15日 GOLF LIFE 初心者

ゴルフは走ったら負け!?スマートに歩いてベストスコアを出す

 

正確なゴルフのスイングには、「テンポ」が大事と言われています。テンポを崩すと、練習通りのボールを打つことは、難しいと言われています。では、テンポを保つためには、なにが必要でしょう?また、してはいけないことはあるのでしょうか?実は、初心者の頃、誰もが言われる”あの言葉”が、テンポに大きく関係しているのです。

 

 

「クラブを数本持って走れ!」は初心者向けの例え話

初心者の頃は、練習通りにボールを打っても、飛ばない、前に進まない、なんてことは、よくあります。練習で当たらないものが、景色もライも変わってくる本番で、当たるかと言われると難しい話になるでしょう。

 

そのときに、同伴者からかけられる言葉は、「クラブを数本持って走れ!」ではないでしょうか?

 

私も初心者の頃は、その言葉に一生懸命走っていました。数本どころか、ドライバーをキャディバッグに入れたら、フェアウェイウッド、アイアンを数本、カートに帰れないことを考えてパターまで持つと言った具合です。

 

今、どこのゴルフ場でも見かけるセルフバッグがあれば、もっと楽な思いが出来たでしょうと、あの頃の自分に言ってやりたい気持ちになります。

 

それはさておき、クラブを数本持って走るというのは、上述した「テンポ」において、大きなデメリットをもたらします。「クラブを数本持って走れ!」と言うのは、とにかく前に進まなければスロープレーで注意されかねない初心者ゴルファーに向けた例え話だと思って頂くと良いでしょう。

 

 

 

走ると息が上がってまともなプレーにならない

ゴルフの時に限らず、走ることで息は上がり、肩の上下や足のふらつきなど、”いつも通り”が上手くできないときがありますよね。

 

ゴルフで初心者がクラブを数本持って走るのは、プレーの進行を妨げないためです。初心者のうちは、ボールは思った方向に飛んでいきませんし、距離も思ったように出すことは出来ません。振ったけれどボールの頭を叩いて数ヤード先にしか転がらなかったということも、良くあります。

 

ゴルフは、グリーンから残りの距離が遠い人から打っていきますので、1打目を打って、2打目地点へ走り、打って、3打目地点へ走るなど、複数回自分の番ということもありえます。

 

その癖があり、常に次の地点まで走ろうとする人がいますが、ある程度ゴルフに慣れてきて少しスムーズに進むようになってきたら、なるべく走ることはやめましょう。息が上がることでテンポが崩れ、まともなプレーが出来なくなる可能性がありますよ。

 

 

同じ歩幅とテンポでの早歩きが好スコアの秘訣

では、走らないでも良いとなると、どのようにすれば良いでしょう?それは、同じ歩幅とテンポを保ち、いつも街中を歩くよりも、少し早歩きをすることをお勧めします。

 

走ることもそうですが、だらだらとゆっくり歩いていくことも、テンポを崩してしまう要因になります。少し早歩きをすることで、一定のテンポを身体に作ることが出来、良いリズムでスイングが出来ると思います。

 

私の知人には、途中でカートに乗ると、せっかく出来たテンポが崩れてしまうため、常に歩きで全ホールを回るという人がいます。

 

ホール間に距離があるときはさすがにカートに乗りますが、それ以外はほとんどを歩き通していて、スイングリズムも一定。それがあるので、スコアも崩れにくく、いつも90前後でホールアウトしてニコニコしています。

 

足腰も鍛えられて一石二鳥だと笑うその人ですが、私もその人と回っているときは、なるべく歩くことを意識して、ラウンドするようにしています。

 

 

 

まとめ

ゴルフは、テンポが大事です。そのテンポは、誰かが作ってくれるものではないので、自分の中で作っていく必要があります。無暗に走って止まって打ってを繰り返してしまうと、テンポもなにもありません。プレーファーストは本当に大事で守るべきものですが、少しラウンドに慣れ始めたら、走っていたのを早歩きに切り替え、落ち着きをもって、プレーをするようにしてみてください。

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