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2019年02月25日 GOLF LIFE 初心者 マナー

ゴルファー思考で時短化!なぜスロープレーは怒られるのか?

 

今年からゴルフのルールが大幅に改訂されたことをご存知でしょうか?プレーを円滑に進めるため、つまり「スロープレー」の防止策として、今までNGだったものがOKになったりというようにいろいろルールが変わりました。そこで今回はスロープレーがダメな理由について整理してみました。遅いとなぜ怒られるのか?

 

 

ゴルフはついマイペースになりがち

初心者はプレーが遅いというイメージはおおむね共通認識されていると思います。特にコースデビューとスロープレーは1セットのようなものなのかもしれません。コースに出るのがはじめてなのだから、知らない、できない、だからプレーも遅くなってしまうと。

 

たとえば卓球やテニスのように相手と対戦する形式の場合、自分本位のスピードでプレーするわけにはいきません。サーブが来たら打つ、ボールが返ってきたらまた打ち返すと、その繰り返しでテンポよくプレーが進行していきます。野球やサッカーのチームスポーツでも同じで、仮に守備に回っていたとしてもいつボールが飛んでくるかわからないため、常に身構えている必要があります。そして、今日がはじめてという初心者も例外ではありません。

 

ゴルフはいつ打つかというタイミングを自分で決めます。早い人であれば構えて3秒以内に打つでしょうし、遅い人なら10~20秒くらいかかったりします。実はこの個人差に初心者も上級者もなく、ただただ自分のタイミング、別の言い方をすればマイペースです。

 

では何秒以内で打つとかルールで決められているわけではないのに、なぜ遅いのがダメと言われてしまうのでしょうか?

 

 

 

コースに出たら団体行動で時間厳守

練習場とコースの大きな違いは1人でやるか複数名でやるかです。ゴルフは個人スポーツでありながら、コースでは4人1組の団体行動が普通で、小集団としてのまとまりが求められます。

 

わかりやすいところで言えば集合時間、スタート時間は厳守ですよね?

 

最低限この2つが守られなければ、自分たちの後に続く組の人たちもルールを守れなくなってしまうのです。当然、プレーが遅いのもダメ。なぜならコース全体の進行が遅れてしまうからです。前の人が打たなければ後ろの人も打てないという極めて単純な理由です。

 

それともうひとつ。自分のプレーが遅いと同じ組のメンバーにも迷惑をかけてしまいます。一部の例外を除いて誰かが打とうとしているときは、他の人は待つことになります。普段の待ち合わせでもそうですが、5分の遅刻は待たされている側の立場になると、その何倍もの長い時間に感じられます。

 

この微妙な待ち時間がイライラにつながり、ミスを誘発する原因になってしまうのです。待ち時間が長過ぎるゴルフはまったく楽しくありません。逆に早すぎるのも問題で、一般的にちょうどいいテンポとリズムというものがあります。

 

遅過ぎず早過ぎずのスピード感覚で、みんなが気分よくプレーできるよう協力しましょう。

 

 

とことんムダを省くのがゴルファー思考

初心者の中には「そんなに急かされたら上手く打てない!」と感情的になる人がいます。確かにその通りで、急かされて上手くなるほどゴルフは単純なスポーツではありません。でものんびりプレーで上手くなる人も珍しく、プロゴルファーはもちろん上級者の多くは動きにムダがなく、構えてから打つまでの時間も短いはずです。

 

ゴルフはミスが少ない方がスコアもよく、そのミスの要因のひとつがムダな時間だったりします。

 

また急ぐ=焦る、と思い込んでいないでしょうか?

 

急ぐのは時間の問題、焦るのは気持ちの問題です。寝坊して遅刻しそうだから焦るというのは十分理解できます。しかし、そもそも寝坊しなければいいのでは?というのが正しいゴルファーの思考です。

 

 

 

まとめ

焦ったりミスしたりの方が人間味があっていいのですが、そればかりではいつまで経っても上手くなれません。どうすればムダをなくせるか、スコアが縮まるかを冷静に考えることで、プレー時間は自然に短縮できます。

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