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2019年04月01日 GOLF LIFE 初心者

ゴルフの謎を解明!後半スコアを崩す原因は「食後の行動」かも

 

後半のプレーに入ってから「前半はよかったのに……」とつぶやく人って多いですよね?確かに前半は本人も上機嫌の好スコア。しかし、後半はミス連発でスコアもがた落ちのグダグタプレーに。そんな人ほどラウンドに行くたびに同じことを繰り返してしまっています。

 

 

食べ過ぎと飲み過ぎがアダになる

前半と後半の間になにがあるかといえば、そうランチタイムです。約1時間のインターバル中に食事休憩をするわけですが、ゴルフ場のレストランってボリューミーなメニューが多いと思いませんか?

 

肉料理や魚料理、麺類といったメインに小鉢&ごはんがつくセットメニューが豊富で、体を動かしたあとと考えればギリギリ「アリかな」と思うものばかりです。もちろん単品でも注文できますが、どうせならセットで食べたいと思うのが人の性。遊びに来ているわけですから、お得感と満腹感を優先しがちです。

 

個人差はあるものの、食後は血糖値が上昇して眠気を感じます。特にゴルフ場はインターバルが1時間あったとしても、実際にゆっくりできるのは45分、いやもっと少ないかもしれません。途中で着替えたり、トイレに行ったり、電話連絡などの用事を済ませたり、コース状況によっては5~10分くらい早めにスタートできる場合もあります。

 

つまり、ボリュームたっぷりのランチをスピーディーに完食しなければ、後半のスタートに間に合わなくなってしまうのです。早く、たくさん食べるとその後はボーっとします。さらにビールやハイボールといったアルコールを飲むとお酒に強い人でもフラっとします(笑)

 

そして迎えた後半のスタートホール。集中できないままテキトーに打ったボールがOBになるのも当然といえば当然でしょう。ランチタイムは腹八文目がおすすめです。

 

 

 

前半の好スコアを意識しすぎかも

後半のスコアの良し悪しはあくまでも前半との比較です。前半のスコアがよかったからこそ、後半崩すことを気にしてしまうのです。

 

他のスポーツと同じくゴルフもプレーのひとつひとつが大きな流れの中にあるため、前半と後半でガラッと変わっても不思議な話ではありません。野球でもサッカーでも、調子がよかったチームがなにかをきっかけに総崩れすることってありますよね?

 

前半は前半、そして後半は後半。インターバルで一旦流れが途切れるわけですから、同じコースでも別モノとして考えた方がいいと思います。

 

そもそもOUTとINでは難易度や特徴が違うこともあり、メンタルやフィジカルの問題と関係なく、前半よかったから後半も同じスコアで回れるとは限りません。前半がどうであれ、後半は気持ちを切り替えてスタートホールに向かいましょう。

 

 

ランチ後にパター練習する余裕を

昼食後、そのままコースに出る人は多いと思います。体を慣らすのはティーグラウンドでOK!とドライバーを手にして、素振りを繰り返す光景もよく見かけます。

 

しかし、スコアの半分はドライバーではなくパターから生まれるもの。スコアを気にするならティーグラウンドの前に練習グリーンに行くべきではないでしょうか?

 

正解がわかったところで問題になるのが時間の確保。できれば10分くらいはパッティング練習に当てたいものです。となると遅くとも食事を10分前に切り上げる必要があります。トイレや移動時間を考えれば15分前の方がいいかもしれません。

 

またグリーンは朝と昼ではコンディションが変わっている可能性が高く、通常は気温が上がったり、乾燥したりでスピードが速くなるものです。昼に練習グリーンでコンディションを確認しておかないと、転がり具合の変化に対応できず、後半のスコアを崩す原因になります。朝と同じルーティーンでコースに出ることで、前後半のスコアを安定させましょう。

 

 

 

まとめ

意外と基本的なことをきちんとやるだけでも、スコアは劇的に変わったりします。前後半で技術が上がったり下がったりするわけではありません。インターバル中の行動を少し見直すだけで、これまで崩しがちだったスコアを向上させることができます。

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