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2016年05月06日 golfee 練習方法

寄ワンでパー!転がして寄せるアプローチは芯で打たなくていい。

 

こんにちは。ほわいとMです。

 

“世界で一番貧しい大統領”と呼ばれた、ウルグアイのムヒカ氏。大統領官邸に住まず、資産と呼べるものは、1987年式のフォルクスワーゲン(友人からの贈り物)のみ。収入の大半を寄付し、ひと月の生活費は日本円で10万以下だったそうです。

ご自身がもともと貧困の出だったこともあり、自分のお金で貧しい人々や企業家に使ってもらいたいとご自身は全く資産を所有しようとはしませんでした。

「お金にかまけると、自分の本当にしたいことができなくるから」という言葉を残していますが、これほどまでに欲のない人もいる一方、ゴルフのスコアに欲を出す人は大勢いますよね(笑)

 

アプローチでよく耳にすることは、“上げるより転がせ”ではないでしょうか。ボールを上げれば上げるほど距離感のコントロールは難しくなると言われています。私の場合、グリーン周りでは“転がし”を多用するようになってから、寄せワンによるパーセーブ率が格段に上がりました。

 

アプローチは転がしがカンタンで、寄せやすいという声はよく聞くものの、「転がす方が距離感が出ない」「ボールへのコンタクトが強くなってピンを オーバーしてしまう」「それを嫌がるとゆるんで大きくショートする」という方は、ここでご紹介するアプローチを実践してみてほしいと思います。

 

では、より実際のラウンド感覚をイメージするための実例を挙げてみましょう。ご自身のラウンドで、以下に挙げたようなシチュエーションのホールがあればそれをイメージしてください。

 

 

実例

 

気持ち打ち上げ気味の390yのミドルホール。

残り160yのセカンドを6Iで打つ。ややうすい当たりでグリーン1y手前のエッジにショート。エッジからピンまでの距離は12~13yほどで、ライはフラットな順目のフェアウェイにある。

 

寄せワンのパー拾いには絶好のポジションです。

ここで絶対にやってはいけないミスは、ウェッジショットによるチャックリです。あまりにも寄せやすい条件が整ったこのような場面では、どうしたって「寄せよう、寄せたい!」という気持ちが働きます。

「まあ、乗っけてボギーでいいや」なんて欲のない人は、ゴルフはしないでしょう(笑

 

 

 

さて、ここでは9Iでの寄せを推奨します。

9Iなどを使ってのランニングアプローチは、雑誌でもよく取り上げらますので、すでに試されている方々も少なくないでしょう。ただ、9Iで転がしをしたら強く入りすぎてうまくいかないから、やっぱりウェッジで打つようにしているという人は芯で打とうとしすぎていませんか。

9Iでロフトを立ててウェッジと同じように打ったら、もちろんボールは勢いよくスっ飛んでしまいます(笑)

 

両足をそろえてオープンに構え、ボールを右足寄りにセットします。

グリップはフックグリップに握れば、自然とハンドファーストの構えができ上がります。ロフトが立って右手首が折れた転がしの体勢ができていますね。ここから大切なことは二つ!

 

・打ち込まないこと!

・右手の角度をキープしたまま打つこと!

 

だけ!!

そして「芯に当てなくていい!」んです。むしろ当ててはダメ!!! 打ち込んで芯で打ったりしたら、ボールは飛んでっちゃいます。テイクバックを地面に平行に走らせるイメージでスタートさせ、そのまま平行にインパクトから フォローへ。芯で打とうとしてパンチを入れてはダメです。クラブフェースの下側にヒットするだけで十分!!!!(”はらう”というイメージで打つといいイ メージが出る方もいるでしょう)

 

この打ち方に慣れると、ボールのライがフェアウェイだろうと、薄い芝であろうと、砂交じりのライだろうと関係なくなります。だって、ボールを芯で打たなくていいんですから、ラクでしょう(笑)

 

ゴルフではムヒカ氏の境地にはたどり着けません。スコアに欲を出しちゃいましょう。

 

 

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